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2026.10.3

Adobeとは?動画制作で使うAdobe PremiereとAfter Effectsの選び方

撮影した素材をつないで一本の動画にしたいのか、文字や図形を動かして表現を作り込みたいのか。動画制作ソフトは、中心となる作業に合わせて選ぶと、違いを理解しやすくなります。

この記事では、Adobe公式の情報を基に、動画制作で使われる2つのソフトの役割と、実際に活躍する場面を紹介します。

Adobeとは?動画や画像の制作ソフトを提供する企業

Adobe(アドビ)は、動画編集、画像加工、グラフィックデザインなどのソフトを提供する企業です。写真の編集に使うPhotoshop、イラストやロゴの制作に使うIllustratorなどがあり、動画分野の代表的なソフトがAdobe PremiereとAfter Effectsです。

2025年10月以降、従来の「Premiere Pro」は「Adobe Premiere」へ名称が変更されました。デスクトップ版の編集機能やプロ向けのワークフローは引き継がれています。本記事では、デスクトップ版の用途を説明します。

2つのソフトの違いを比較

大きな違いは、映像全体を編集することが中心か、画面内の動きや合成を作ることが中心かです。Adobe公式も、両方に共通する機能がある一方、それぞれに異なる得意分野があると説明しています。

比較項目Adobe PremiereAfter Effects
主な役割素材をつなぎ、動画全体を仕上げるアニメーションや映像合成を作り込む
得意な作業カット編集、音声調整、色調整、字幕の追加文字・図形の動き、背景合成、視覚効果の制作
活用例インタビュー、商品紹介、研修動画の編集ロゴアニメーション、動く図解、実写への合成

「長い動画はAdobe Premiere、短い動画はAfter Effects」と、尺だけで分けるのは適切ではありません。短いSNS動画でもカット編集が中心なら前者が活躍し、長い動画の一部に後者で作った演出を組み込むこともあります。

参考:Adobe公式によるAdobe PremiereとAfter Effectsの比較

Adobe Premiere|素材をつなぎ、一本の動画に仕上げる

Adobe Premiereは、映像や音声をタイムラインという時間軸に並べて編集するソフトです。使う場面を選び、順番や長さを調整することで、話の流れやテンポを組み立てます。

Adobe公式では、カット編集に加え、色の補正、音声の調整、タイトル・字幕の作成などが紹介されています。映像を切り貼りするだけでなく、見やすさと聞きやすさを整える作業にも対応します。

具体的に活躍する場面

  • インタビュー動画:話の要点を選び、発言の間に仕事風景を挟む。声とBGMの音量を調整し、内容を字幕で補う。
  • 商品紹介動画:外観、使用場面、機能説明を順番につなぎ、カットごとの明るさや色味を整える。
  • 研修・セミナー動画:不要な間をカットし、講師の映像に資料や見出しを組み合わせる。

このように、複数の素材を整理して、伝わる順番にまとめたい場合に向いています。機能の詳細はAdobe Premiere公式サイトで確認できます。

After Effects|文字・図形の動きや合成を作り込む

After Effectsは、モーショングラフィックスや映像合成、視覚効果を制作するソフトです。モーショングラフィックスとは、文字・図形・イラストなどに動きを付けた映像表現を指します。

画像や文字などをレイヤーとして重ね、位置や不透明度などを時間に沿って変化させます。例えば、特定の時点の状態を記録する「キーフレーム」を設定すると、文字が移動したり、徐々に現れたりする動きを作れます。

具体的に活躍する場面

  • ロゴ・タイトルの演出:ロゴのパーツを順番に集める、文字を一文字ずつ動かすなど、動きそのものをデザインする。
  • サービスの仕組みの図解:矢印やアイコンを動かし、申込みから利用までの流れを段階的に見せる。
  • 実写への合成:動く製品に説明ラベルを追従させる、撮影した人物の背景を別の映像に置き換える。

撮影素材だけでは伝えにくい情報を、動きや合成で表現したい場合に活躍します。Adobe公式でも、アニメーション、被写体の追跡、背景の置き換えなどが紹介されています。

参考:Adobe After Effects公式サイト/Adobe公式ヘルプ「アニメーションの基本」

どちらを選ぶ?作りたい映像から考える

まずは、素材の編集が中心ならAdobe Premiere、アニメーションや合成の制作が中心ならAfter Effectsを候補にすると整理しやすくなります。撮影済みの映像から動画を作りたい方は、前者のカット編集・字幕・音声調整から取り組むと、一本に仕上げる流れを学べます。

ただし、「文字を動かすなら必ずAfter Effectsが必要」というわけではありません。Adobe Premiereでもタイトルのアニメーションなどに対応しています。複数の要素の動きやタイミングを細かく設計したいときに、After Effectsの活用を検討しましょう。

契約は、必要な機能とプランを確認してから検討してください。製品構成や料金は変わるため、最新の条件は各公式サイトで確認できます。

両方を組み合わせると、編集と演出を分担できる

2つのソフトは、一方だけを選ぶ必要はありません。例えば商品紹介動画なら、次のような組み合わせが考えられます。

  1. Adobe Premiere:商品映像やインタビューを並べ、動画全体の流れを作る。
  2. After Effects:特徴を伝える図解やロゴアニメーションを作る。
  3. Adobe Premiere:演出素材を組み込み、音声や字幕と合わせて仕上げる。

Adobe公式では、Dynamic Linkによる連携も紹介されています。After EffectsのコンポジションをAdobe Premiereにリンクし、変更を反映させながら作業できます。

制作実績|実写にアニメーションを加えた表現

CapWorksのフリュー株式会社様「MY PALETTE」ブランディングムービーでは、撮影した映像の色調整に加え、After Effectsでアニメーションを制作しました。実写と動きの演出を組み合わせた事例として、表現の参考にしてください。

まとめ|動画全体の編集と、画面内の表現で使い分ける

素材をつないで全体を仕上げるAdobe Premiereと、動きや合成を作り込むAfter Effects。共通機能もありますが、得意な工程が異なります。作りたい映像に必要な作業を考えることが、選び方の基本です。

CapWorksは大阪を拠点に、企業紹介・採用・商品紹介などの映像を制作しています。表現を実際の動画に取り入れたい方は、動画制作サービスをご覧ください。

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