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2024.11.13

初めてでも安心!ライブイベント動画撮影で押さえるべき基本テクニック

ライブイベントの最初や最後に印象的な動画が流されることがあります。

これからどんなイベントになるのだろうと、ワクワクする気持ちを盛り上げたり、
エンディングではイベントを振り返りながら余韻を味わえたり、イベント動画はさまざまな役割を果たしてくれるものです。

本記事では「カッコよく撮るために、何が必要だろうか?」「観客に喜ばれるための演出は?」などをイベント撮影についての疑問点を追求していきます。

これからライブライブイベントの動画を作ってみようと思われている方は参考にしてみてください。

1. 撮影の事前準備

カメラ設定の確認と機材準備

イベント当日は、できるだけスムーズに進めたいものですよね。

そのためには、カメラの設定や機材の準備を事前に整えておくことがポイントです。

カメラの撮影モードやフレームレート、解像度など、シーンに合った設定をあらかじめ確認し、手ブレ補正もチェックしておくと安心です。

また、三脚も用意しておくと撮影がグッと安定し、ブレのない映像を撮るのに役立ちます。カメラ操作に少し慣れておくだけでも、当日の撮影がさらにスムーズになりますよ。

バッテリーやメモリーカードのバックアップ

長時間の撮影になることが多いイベントでは、予備のバッテリーとメモリーカードの用意も欠かせません。

バッテリーは予想以上に消耗することがあるため、複数用意しておくと安心です。

また、メモリーカードも容量の大きいものを選ぶと、長時間の撮影でも安心して撮り続けられます。

予備のメモリーカードがあると、もし容量がいっぱいになってもすぐに交換できるので、撮りたい瞬間を逃さずに済みます。

2. ライブイベント撮影の基本テクニック

動きのある被写体への対応

ライブイベントではステージや出演者が絶えず動くため、瞬時に反応することが求められます。

オートフォーカスは便利ですが、ライブのような動きが激しい場面ではピントがずれることもあるため、手動でピントを合わせる練習もしておくと良いでしょう。

ステージ全体を見渡して、動きに合わせてフレーム内でうまく追いかけることで、躍動感ある映像を捉えられます。

特に、被写体が速く動くシーンでは、シャッタースピードを速く設定することで、ブレを最小限に抑えられます。

複数台のカメラ使用

ライブイベントでは、異なる視点からの映像を組み合わせることで、動画により豊かな表現が生まれます。

固定カメラを会場全体を捉えるために設置し、全体のスケール感を伝える役割にし、同時にハンディカメラを使って近接ショットを撮ることで、出演者の表情や動きのディテールを引き出すことができます。

また、観客の反応を別のカメラで記録しておくと、編集の際に視聴者がライブの雰囲気をより楽しめる映像に仕上げやすくなります。

3. 音声の収録

マイクの使い分け

ライブイベントの映像と同じくらい大切なのが、しっかりとした音声の収録です。

音質が視聴体験に与える影響は大きく、音声がクリアでないと視聴者の満足度が下がる可能性があります。

そのため、会場や状況に合わせた適切なマイクの選択が重要です。

例えば、広範囲の音をしっかり拾いたい場合はガンマイクが効果的です。

ガンマイクは指向性が高いため、出演者の声や音響を明瞭に録音することができます。

一方、特定の人物の声を確実に録音したい場合にはピンマイクが便利です。

ピンマイクは衣服に取り付けて使用するため、周囲の雑音を抑えつつ、発声者の声をクリアに収録できます。

どちらのマイクも使用することで、映像に合った音質を提供でき、視聴者により臨場感のある音声体験を届けられます。

音声収録は映像のクオリティを引き上げる大切な要素ですので、マイクの使い分けをしっかり行い、イベントの雰囲気を余すことなく伝えましょう。

4. 撮影中のコツ

構図とアングルの工夫

イベントの臨場感を引き出すために、視覚的なバランスを取った構図が大切です。

三分割法を活用すると、被写体の配置にバランスが生まれ、自然な流れで視聴者を引き込む効果があります。

また、異なるアングルからのショットを意識的に取り入れることで、映像に動きや深みが加わります。

例えば、観客の視点を取り入れたローアングルや、ステージ全体を俯瞰するショットを組み合わせることで、視覚的な多様性を持たせることができます。

これにより、映像を観る人にとってもリアルで印象的な体験を提供できます。

ライティングの重要性

ライブイベントでは、会場が暗い場合も多く、被写体が見えにくくなることがあります。

そうした環境でも、しっかりと被写体を際立たせるためにライティングは欠かせません。

ポータブルライトやスポットライトをうまく使い、照明の向きや光量を調整することで、出演者や舞台の細かな表情を映し出すことができます。

また、ライトを強弱つけて使用すると、ステージの立体感が強調され、映像に奥行きが生まれます。

光の当て方ひとつで、シーン全体の印象を変えられるため、状況に応じたライティング調整が効果的です。

5. 撮影中の注意点

多様なショットの収集

イベントの臨場感やスケール感を伝えるためには、さまざまなアングルや距離からのショットを収集することが重要です。

例えば、ステージ全体を広く捉えたショットと、出演者や観客の表情を近くから捉えたショットをバランスよく組み合わせると、編集の際に映像に多様性が生まれます。

また、動きの多いシーンでは、カメラを適度に移動させて視点を変え、躍動感を演出することで、観客がその場にいるかのような体験を提供できます。

固定ショットと動きのあるショットを交互に収録することで、視覚的なリズムを持たせると、より引き込まれる映像に仕上がります。

観客への配慮

ライブイベントでは、撮影者としてのマナーも非常に大切です。

観客の視界を遮らないようにカメラの位置を調整し、できるだけ邪魔にならないよう心掛けましょう。

特に静かなシーンや感動的な瞬間では、カメラのシャッター音や動作音を抑えるために、静音モードの使用や操作に気を使うことが求められます。

観客がイベントを楽しめるよう配慮しながら撮影することで、イベントの雰囲気を尊重しつつ、自然な映像を残すことができます。

6. まとめ

ライブイベントの動画制作について解説してきました。

イベントを成功させるためには、クオリティの高いイベント動画が欠かせません。

イベントそのものは、一回きりで終わってしまうものなので、リハーサルなどで撮影の流れやシュミレーションなどを行ない、しっかりと準備を行った上で、本番を迎えることが大切です。

撮影した動画は次に行われるイベントにも活用できますので、せっかくならプロに動画制作を依頼するのもよいでしょう。

CapWorksでは事前準備から手厚くサポートさせていただきます!

数々の動画制作の実績がありますので、いつでもお気軽にお問い合わせください!

     

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