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2019.7.14

映像制作会社に外注するメリットとは

日本では記憶に新しいiphoneの登場からスマートフォンの普及が広まり、今は次世代通信規格5Gの整備が始まるなど次々に新技術が生まれてきています。広告ツールとしても当たり前のようにスマートフォンは活用され、PR活動に動画を利用する動きが主流になってきました。昨今では各SNSも動画対応され、IGTVアプリの配信などから気軽に誰でも動画を楽しむ環境が整ってきました。大小どんな企業でも、会社紹介あるいはサービス紹介のために動画制作の必要性を感じているところが多くなってきているのではないでしょうか。

「動画マーケティング」という言葉も生まれ、企業が動画を通じてPRにつなげる動きが非常に活発な世の中になりました。
しかし、そんなタイミングで運よくHPに掲載できるようなwebコンテンツや紹介動画を作るためのノウハウや人材を確保できているとは限りませんし、人材不足の世の中でそう簡単には優秀な人材を掴むことはできないでしょう。
自社で難しいとなると、動画制作会社に外注することも一つの策です。まさに動画制作を検討している企業にとって、自社で内製するのと外注するのとでは、結局どちらが良いのかが気になるポイントかと思います。
本記事にて少しだけ解説していきましょう。

自社制作のメリット

まずは他社に外注せずに、内製する場合のメリットを考えてみましょう。

①予算設定が自由にできる

企業では費用が発生する場合、まずは予算決めから入りますよね。費用対効果はいくらあるのか、どれだけの費用をかける価値があるのかは広告費においては非常に予想が立てにくいため予算設定は難しいところです。動画の長さによって大きく異なりますが、外注の場合15~30秒で数万円~。アニメーション入りなど撮影以外の要素が入っている、いわば制作期間に時間を要するような内容のもので数10万円~数100万円ほどかかるのが一般相場です。予算設定のあと、それに合う制作会社や内容を詰めていくことに時間と人件費を取られますが、内製ではそれらも最小限に留めることができます。

②スケジューリングが簡単

外注先を見つけると、2社間の作業になるため互いのスケジュールを合わせていく必要があります。ほとんどのケースで動画制作を外注した場合は、制作会社が立てたスケジュールに沿って撮影や制作物の確認作業が進められるでしょう。急な予定変更などは、内製のほうが柔軟に対応していけるはずです。
外注先の営業日や営業時間を気にすることなく、社内メンバーの都合が合ったときに、なにかの隙間の時間を利用してちょっとだけ作業を進めることもできるので良い意味でイレギュラーに対応できるでしょう。しかしこのせいで、もともとの予定が大幅に遅れてしまうという危険性も備わっているので最終完了日はぶれないように気をつけましょう。

自社制作のデメリット

メリットがあれば、当然デメリットもあります。次は内製場合のデメリットを挙げていきましょう。

①制作業務のせいで通常業務を圧迫してしまう

自由なスケジューリングで制作ができるといっても、やはり通常業務に充てられるはずの時間が動画制作に手を取られてしまいます。動画完成の期日がしっかりと決められている場合はなおのこと、本業がおろそかになってしまったり、残業が増えてしまう可能性は十分にあり得ます。

②専門ソフトや機材の準備が必要

動画撮影や編集にはそれ相応の環境を用意する必要があります。それに伴ってどうしても時間的コスト・金銭的コストがかかるでしょう。また、レンタルなどではなく、購入という形で必要ソフトや機材を整えたとすると、外注するよりも高くついてしまうケースは大いにあり得るでしょう。

外注するメリット

次に、外注先に委託した場合のメリットをご紹介します。

①最新機材を使用したハイクオリティな映像が撮れる

外注するメリットはなんといっても映像・編集の品質の良さ。機材や編集用ソフトウェアは最新のものを揃えているので、自社にて予算内に抑えて間に合わせで用意した機材を使用するよりも圧倒的なクオリティの高さの動画が期待できます。

②専門家によるノウハウやアイディアを取り入れることができる

動画制作会社に委託することで、その世界での専門的な知識や提案を受けることができます。普段から動画制作を専門的に行っているので、シナリオ作りにも多くのアイディアを提案できます。商品あるいは会社の紹介に効果的な演出や撮影アングルなど、自社制作ではなかなか難しい動画表現を実現することができるでしょう。

③業務に支障がでにくい

前述のとおり動画制作を自社でおこなうと、担当する社員は通常業務が圧迫され支障がでてしまいます。機材・ソフトウェアの準備から出演者の交渉、撮影や編集作業など15~30秒の動画をつくるだけでも思いのほか作業に時間がかかってしまいます。外注にすれば主に制作会社が主導となって進めていくため、自社担当者は確認作業のみで必要時間を最小限に抑えることができます。

外注するデメリット

外注する場合であっても、やはりデメリットは当然あります。

①制作会社の選定をする必要がある

依頼してしまえば、あとは制作会社にお任せしてしまえば良いですが依頼先を選定するのは自社担当者の仕事。すでに以前から取引のある制作会社があれば良いですが、一から探すのには少し時間がかかります。自社制作にはかからない作業として制作会社の選定が挙げられます。

②会社のイメージや製品の理解をしてもらうことが必要

会社や製品を紹介する動画制作には、まずは紹介する対象となるものを制作側に理解してもらう必要があります。このパートをおろそかにしてしまうと、会社が目指しているイメージや製品の特長や利点などが違った形で演出された動画ができてしまう危険性があります。理解してもらうにはある程度時間をかけて説明する手間をとる必要があるでしょう。

動画制作を外注するときの重要なポイント

ここで外注する際に最も気を付けたいポイントを挙げると、〝制作の目的やターゲット層をきちんと伝えること〟です。外注デメリットの②でも挙げたとおり、動画制作にあたって詳細をきちんと制作側に事前に伝えて理解してもらうことは最も大切です。そうでなければ、たとえ非常に優秀な製作者であっても発注側が求める仕上がりになりません。なにを伝えたいかという目的、また誰に見てほしいかのターゲット設定も細かく決めておきましょう。それを設定するにあたった経緯や背景までもを、深く製作者と打ち合わせしていくことでより理想に近い仕上がりになっていく可能性が高くなります。

まとめ

自社制作と外注の大きな違いは予算です。しかし、動画の内容によりますが、人件費もすべて予算計上すればほとんど同じようなコストになるといっても過言ではないはず。より品質の高い、よりターゲットに届く動画制作を目指すのなら外注を検討してみるほうが良いではないでしょうか。
参考のために自社制作が良いか、外注が良い会社かの特徴を以下に挙げておきます。

  • ◇内製にしたほうが良い会社◇
    ・予算を最小限に抑えたい
    ・動画のクオリティにこだわりはない
    ・制作にかける時間に余裕がある
  • ◇外注のほうが良い会社◇
    ・動画制作のノウハウや技術をもつ社員がいない
    ・クオリティの高い動画を作成したい
    ・制作にかける時間に余裕がない

以上の特徴を目安に自社と比較して検討してみてください。コスト面・効果などさまざまな面において会社にとって良い動画を作成するためにもしっかり吟味して動画制作をすすめていきましょう。

     

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