イベントや展示会などで会社のコンセプトや自社商品をアピールしたいときに、オープニング動画を流すことはとても有効な手段です。印象に残るオープニングムービーで、見る人の心を掴みビジネスチャンスにつなげましょう。
この記事では、オープニング動画の目的や心に響く動画作りのポイントなどについて紹介します!
オープニング動画を作る目的は様々です。たとえば、イベントが始まる前に参加者の不安を取り除いたり、高揚感を高めワクワクした気持ちにさせたりすることができるでしょう。会場に一体感をもたらしたいときにも有効です。最初に会場の空気が温まると、その後イベントの進行がしやすくなるというメリットもあります。
また、1分間の動画にはウェブサイト3,600ページ分の情報量が入っていると言われています。イベントの内容や企業のコンセプト、アピールしたい商品などの情報を動画に取り入れることで、文字だけでは伝わりにくい雰囲気なども参加者に伝えることができるでしょう。
オープニング映像は企業が主催するイベントや展示会などでよく用いられますが、それだけではありません。最近では、企業の社員総会などでも社員のモチベーションを高めることを目的に使われることが増えています。また、映像にすることで経営理念や経営方針などを視覚的に分かりやすく伝達することが可能になります。
他にも、セミナーや表彰式などでもオープニング動画は活用されています。
目的に合わせてオープニング映像を制作することで、様々な場面でより大きな成果が期待できるでしょう。
見る人の心を掴むオープニング動画にするためには、おさえておきたいポイントがあります。動画は自分で制作することも可能ですが、クオリティを求めるのであればプロの動画制作会社に依頼するのがオススメです。
しかし、「プロに任せていれば大丈夫!」と投げっぱなしにするのは考え物。良い作品にするためには、オープニング動画を依頼する予定でも以下のポイントをおさえ、打ち合わせできちんとイメージをすり合わせることが大切です。
オープニング動画は、参加者の期待を高める演出にすることがとても重要です。最初に会場の期待感を高めておくことでイベントに一体感をもたらし、雰囲気を盛り上げることができます。期待度が高まるとイベントに対するハードルも上がりますが、その期待に応えられる充実した内容を準備しておくことで、ビジネスチャンスもさらに広げることができるでしょう。
映像を長くしすぎると、参加者が途中で飽きて興味を失ってしまう可能性があります。オープニング映像は、短時間でイベントの内容などを的確に伝え、見る人のモチベーションを高めるような作品に仕上げることが大切です。
また、ただ伝えたいことをギュっと詰め込むだけでなく、短時間で参加者を惹きつけるクリエイティブな動画にすることを意識しましょう。
オープニング動画は伝えたい側の視点ではなく、自分が参加者だったらどう感じるかという視点を重要視して作り上げるようにしましょう。あまりにも主催者本位すぎる内容だと、見る人のモチベーションが削がれてしまう可能性もあります。参加者にどう思ってほしいのか、自分だったらどんな映像を見たときにどんな感情の動き方をするのかなどもよく考えて企画することが重要です。
最後に、実際に企業のイベントなどで使用されたオープニング動画の例を紹介します。オープニング動画制作のヒントになるはずなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
この動画は、2018年にアメリカのネバダ州ラスベガスで開催された2018 International CESにて公開されたものです。多目的に活用できるモビリティサービス専用次世代電気自動車“e-Palette Concept”を紹介する映像で、見る人に近未来を想像させるようなワクワクする作品になっています。
この動画は、福岡市内に美容室やネイルサロンを展開しているACT JAPAN GROUPの企業説明会で用いられたオープニングムービーです。職場の雰囲気も分かる内容になっているので、就活生にはとても参考になるでしょう。また、モデルをさらに美しく輝かせるスタッフの姿が印象的で、見た人に「楽しそう!」「自分もこの仕事にチャレンジしたい!」と思わせるような作品になっています。
この動画は、シンテックス株式会社の45周年記念式典で用いられたオープニング映像です。これまでの会社の歩みを振り返ることで、企業としての歴史や成長を改めて感じることができる内容になっています。また、従業員の姿を映すことで社員のモチベーションアップにもつながり、社員一人一人が誇りをもって仕事に取り組む気持ちを再確認できるでしょう。
参加者に大きなインパクトを与えるオープニング動画を活用することで、様々な効果を得ることが期待できます。オープニングムービー作りのポイントをしっかりおさえて、企業や商品のアピールなどにつなげましょう!