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2020.1.26

撮影の基礎、F値、シャッタースピード、ISO感度を知ろう

  • DATE
    2020.1.26
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カメラを手に入れたらまず知っておきたいのがF値シャッタースピードIOS感度についてです。基本知識を学んで撮影テクニックを身につけましょう。

F値とは?

みなさんはカメラの“絞り”を自分で設定されたことがありますか?初心者の方でもなんとなく聞いたことはあるかと思います。絞りとはカメラに入る光の量を調節する機能のことです。絞りはカメラ本体ではなく交換レンズの中にある部品のことで、レンズの構造は瞳のような形をしています。絞りは下図のように薄い金属の羽を複数組み合わせてできており、この羽の角度を調節することによって中央の穴の大きさを変えています。

人間の目で例えると、明るいところから急に真っ暗なところに入ると一瞬何も見えなくなりますが、だんだん目が慣れてくると見えるようになってきますよね。これは目が勝手に瞳孔を開いたり閉じたりして光の入る量を調節しているためです。また逆にトンネルから急に明るいところに出ると眩しくて一瞬目がクラっとなりますよね。これは瞳孔が開いた状態のところにいきなり光が一気に入ってくることが原因です。

シャッターを切ると、光が絞りを通過しますが、この穴が大きければ通過する光の量は多くなり、小さければ少なくなります。この光を取り込む穴の大きさである絞りの開き具合を数値化した値のことを“F値”といい、カメラのレンズの焦点距離を有効口径で割った値となります。レンズによって絞りの調整をすることができますが、どれくらい絞っているのかをわかり易く把握するためにF値が使われます。F値はF1.4、F2.8、F11などのように表現され、このF値の数字が小さければ、絞りは開かれて光が多く取り込まれ、ボケの大きい写真を撮ることができます。

また逆に数字が大きいほど絞りは閉じられ、光は少なく取り込まれ、ボケの小さな写真となります。

絞りを使いこなすことができればボケを活かした写真を撮ることができます。そのため背景のボケた一眼っぽい写真を撮りたい場合はF値を小さくし、背景までピントを合わせたい場合はF値を大きくするとよいでしょう。

また、レンズによって使えるF値が異なり、そのレンズの一番小さいF値のことを開放F値といいます。この開放F値が小さいレンズを明るいレンズ、大きいレンズを暗いレンズといいます。

シャッタースピードとは?

シャッタースピードを上手く使いこなすことができれば躍動感のある写真や幻想的な写真を撮ることができます。シャッターはレンズと撮像素子の間に配置されており、シャッターボタンを押すと、シャッターが開放され、フィルムまたは撮像素子がレンズを通した光にさらされます。シャッタースピードとはそのシャッターが開いている時間のことを指します。 この時間が短いほどシャッター速度が速い、長いほどシャッター速度が遅いといいます。

シャッタースピードを変えたい場合はカメラのモードダイヤルをシャッタースピード優先に合わせて使用します。撮影シーンによって適しているシャッタースピードは異なります。30秒や1秒などの場合は光を多く取り込めるため、星空や夜景の撮影に最適です。1/60秒のシャッタースピードでは薄暗いシーンでの撮影が可能です。また、早いシャッタースピードの1/500秒などでは動くものを停止させて撮影することができるので、お子さんの運動会ではこれくらいのシャッタースピードにしておくとよいでしょう。また、1/1000秒以上では動きの速い動物や鳥の動きを捉えることができます。

シャッタースピードは遅ければ遅いほど手振れしやすくなるため三脚が必須となります。1/125秒程度からは手振れの心配はなくなってくるので使いやすいシャッタースピードといえるでしょう。

躍動感のある撮影方法として、主役は止まっているように映しながらも背景が流れているような撮影の仕方を“流し撮り”といいます。こちらは1/30~1/60程度のスピードで、目の前を通る被写体の動きに合わせてカメラを動かし始め、そのままシャッターを押して撮影します。人の目が動きをとらえるスピードが1/30であるため、このスピードで撮影すると写真に自然な動感を与えることができます。

また、水の流れを線で表現したり、花火の光で文字を表現するような幻想的な写真は、スローシャッターで撮影することができます。ただしこの場合三脚でしっかりカメラを固定しないといけません。また三脚を使っている場合でもシャッタ―を切る時のわずかな振動でカメラが動いてしまう場合があるため、シャッターボタンに取り付けるケーブルである“レリーズ”やセルフタイマーを使うとよいでしょう。

様々な撮影シーンに合わせてシャッタースピードを使いこなして思い通りの写真を撮影してみましょう。

ISO感度とは?

ISO感度は、絞りやシャッタースピードと同じようにカメラを使いこなすためには大切な機能です。“ISO“とは”国際標準化機構:International Organization for Standardization“の略で、国際的に決められた規格という意味です。ISO感度の基本は100で、そこから200,400、800と2倍に増えていきます。こちらはカメラが光を捉える能力を表す値のことで、デジタルカメラは撮像素子にあたった光を電気信号に変えて処理していますが、ISO感度を上げることで電気信号を増幅することができます。つまりISO感度を100から200に上げた場合、同じF値(絞り)であった場合2倍速いシャッタースピードで撮影することができます。暗い場所の場合、シャッタースピードが遅くなり手振れしやすくなりますが、ISO感度を上げればシャッタースピードが速いままでも撮影が可能になり、手振れを防ぐことができるのです。そのため、フラッシュを使わなくとも被写体を明るく映すこともできます。ただし、こちらのデメリットとしてはISO感度を上げると写真にざらつきが発生することがあることです。ISO感度を上げると、電気信号が増幅され、同時にノイズも増幅されるためざらつきが目立ってしまいます。暗い場所での撮影の場合、三脚等がなければISO感度を使うと手振れせずに写すことができるため便利ですが、必要がなければISO感度は上げすぎないことをお勧めします。

 

いかがでしたでしょうか。F値、シャッタースピード、ISO感度を上手に使いこなして、ぜひ表現豊かな写真を撮影してみてください。

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