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2022.10.10

映像制作で痛い目に遭わない!注意点と失敗事例を解説します!

広告宣伝や商品紹介などに映像を使用することが一般化してきた背景から、自社でも映像制作を行いたいと考えている企業は多いことでしょう。

しかし、映像制作は多大な労力がかかるとともに、完成物がイメージと異なるといった可能性もあるため、非常に難しいものです。

 映像制作における失敗は概ね共通しているため、それらの失敗を防ぐための注意点を押さえた上で映像制作を行うことが大切です。

本記事では、映像制作におけるよくある失敗や注意点を網羅的に解説します。

これから映像制作を検討している企業の方は、ぜひ参考にしてください。

映像制作時におけるよくある失敗

映像制作時におけるよくある失敗は、下記の通りです。 

  • 金額だけで制作会社を決めてしまう
  • 映像が完成したものの、使い道がわからない
  • 必要なタイミングまでに映像が完成しない

 それぞれ順番に解説します。

金額だけで制作会社を決めてしまう

制作会社に依頼する際は、金額だけで制作会社を決めてはいけません。

 映像制作における費用は、青天井であるため事前に予算を設定しておくことが大切です。しかし、金額ばかりを気にしてしまうと、映像のクオリティが保てなかったり、希望のイメージの映像が作れなかったりする場合があります。

 制作会社を選ぶ際は、費用感だけではなく、下記の5点をチェックしましょう。

  • 制作実績は豊富か
  • 得意ジャンルは何か
  • 提案力・企画力は十分か
  • 担当者との相性は良いか
  • サポート体制が整っているか

 特に、制作会社の実績・得意ジャンルはチェックしておくべき重要な点です。実績がある会社は、マーケティングなどのノウハウも持ち合わせていることが多く、制作のみならず運用面においてもアドバイスを貰える可能性があります。

また、動画の希望イメージに合った映像を制作している会社を選びましょう。たとえば、シネマティックな映像を検討している場合は、シネマティックな映像の制作実績が豊富な制作会社を選べば、理想の映像を制作できる可能性が高まります。

提案力・企画力に関しては、実績が豊富な制作会社で、動画イメージに合ったジャンルを得意としている制作会社を選べば基本問題ありません。

 担当者との相性やサポート体制が整っているかは、ストレスなく映像制作を進める上で重要です。動画制作時に嫌な思いをしないためにも、チェックしておきたいポイントです。

映像が完成したものの、使い道がわからない

何となく映像を作ってしまい、映像が完成したものの映像を活用する方法が分からないという企業も一定数見られます。

このような企業の原因は、映像制作前に目的を明確にし、それに則った映像を作っていない点にあります。

時間をかけて制作したのに、使い道がないということを防ぐためにも、何に使う映像なのかは制作前に決めておきましょう。

その上で、映像制作が開始する際の打ち合わせ時に、その目的やイメージを明確に伝えることが大切です。

必要なタイミングまでに映像が完成しない

必要なタイミングまでに映像が完成しないことも、映像制作時のよくある失敗です。

どのような映像を作るのかによるものの、映像制作には非常に多くの工数と時間をかける必要があります。

映像制作の大まかな流れは下記の通りです。

  1. 打ち合わせ・予算の見積もり
  2. 発注(制作会社に依頼する場合)
  3. 企画
  4. 台本作成
  5. 撮影
  6. 編集・試写
  7. 納品

 まず打ち合わせの段階で、予算を見積もり、ターゲットや使用目的などを決定します。

その後、打ち合わせ内容に沿った企画立案をし、台本作成、撮影、編集と作業が進みます。

当然ながらそれぞれの工程において、クライアント・制作会社間のコミュニケーションが行われるため、自社のレスの速さも制作スピードに直結するでしょう。

 映像制作を発注した際、概ね1~2ヶ月で納品となるケースがほとんどですが、制作物によっては半年以上のプロジェクトになることもあるので、必ず納品までの期間は制作会社に確認しておきましょう。

映像制作を行う際の注意点

映像制作を行う際の注意点は下記の5つです。 

  • 目的やターゲットを明確にする
  • 予算を明確に定めておく
  • 動画フォーマットに気をつける
  • 企画の段階で動画の中身を確定させる
  • 著作権や使用権についての取り決めを事前に行う

それぞれ順に解説します。

目的やターゲットを明確にする

映像制作をおこなう際は、映像の目的やターゲットを明確にしましょう。

先述したように、目的が曖昧なまま映像を作成してしまうと、映像を作成したものの使い道が分からないという事態にもなりかねません。

制作目的を明確にすることで、映像に入れるべきコンテンツも明確になるとともに、制作完了後の運用方法に迷うこともありません。

また、目的と同時にターゲットも明確にしておけば、映像制作で失敗する可能性を大幅に減らせるため、目的・ターゲットは事前に設定しておきましょう。

予算を明確に定めておく

映像制作における費用は、制作会社の見積り次第で決まってくるため、事前に映像制作に使える予算を明確にする必要があります。

あらかじめ用意できる費用を決めておくことで、制作会社も予算に合わせた人材配置や機材選定ができるようになるため、映像制作がスムーズに進むことが多いです。

なお、制作会社を決める際は相見積もりを取って、それぞれの映像制作会社でどれくらいの予算が必要なのかを明確にした上で、発注することを推奨します。相見積もりを取った上で検討することで、よりコストパフォーマンスの高い制作会社を選びやすくなるでしょう。

動画フォーマットに気をつける

動画のフォーマットとは、映像データと音声データを合わせて保存したもののことです。

配信媒体や用途に合ったフォーマットを、動画を保存するときに選びます。

動画を配信する媒体によって、対応していないフォーマットがあったりするので、動画フォーマットには注意する必要があります。

動画の代表的なフォーマットは、下記の通りです。

  • MP4(.mp4):よく使われるフォーマット。画質を落とさず、ファイルサイズを抑えられる。
  • MOV(.mov):Macの標準的なフォーマット。ファイルサイズは大きくなるが、画質や音質を保ちやすい。
  • FLV(.flv):Mac、Windowsどちらでも利用可能であり、YouTubeの動画で利用される機会が多い。
  • WMV(.wmv):ストリーミング再生での利用を前提としたフォーマット。ファイルサイズが落ちるため、軽量であることが特徴。
  • AVCHD(.m2ts):DVD、ブルーレイ、SDカードへの保存が可能。

デジタル媒体で使用する場合はMP4、DVD等で使用する場合はAVCHDで保存すると良いでしょう。

企画の段階で動画の中身を確定させる

企画の段階で、動画の中身を確定させることが非常に大切です。なぜなら、映像制作では撮影が完了してしまうと、撮り直しが困難になる上に、撮り直しを行うとなると追加費用がかかってしまうからです。

また、もし動画を撮り直したとしても、編集段階で映像がちぐはぐになってしまいます。動画内の季節や演者の髪型が違ったりして、違和感が出ることも多く、その違和感が映像全体の質を低下させる原因となります。

これらの失敗を防ぐためにも、企画に十分な時間を取って、制作会社と密なコミュニケーションを取りながら、中身を具体化するようにしましょう。

著作権や使用権についての取り決めを事前に行う

著作権や使用権についてのトラブルは非常に多く見られます。

映像制作会社に頼んだ場合、著作者は制作会社、利用権は依頼者が持つことがほとんどです。しかし、映像制作に使用している一部の素材などは、転用できないなどのルールが設けられていることも多いため、契約時に確認しておきましょう。

映像制作を行う際は、注意点をすべて抑えて依頼しましょう

本記事では、映像制作でよくある失敗、映像制作する際の注意点を解説しました。

 企業において、映像は様々な場面で役に立つ非常に有用なツールであるものの、制作したもののクオリティが低ければ、当然効果も落ちてしまいます。

過去の失敗例を踏まえ、本記事で紹介した注意点をすべて網羅して映像制作を行えば、映像制作で失敗するリスクを最小限に抑えられるでしょう。

ぜひ本記事を参考に、映像制作を成功させ、事業の発展に繋げてください。

     

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