動画制作においてどのようなBGMを挿入すれば良いか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。特に、何も気にせず同じBGMばかり入れて、動画が単調になってしまっていると感じている方は多いでしょう。
そこで本記事では、動画制作におけるBGMの選び方3つとBGMとして利用できる音楽素材サイト5選を解説しました。
動画に適したBGMを挿入したいと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
まず始めに、動画制作におけるBGMの役割について知っておきましょう。
役割を知っておくことで、BGMが重要であることが分かるはずです。
動画制作におけるBGMの役割は主に下記の3つです。
それぞれ順番にご説明します。
視覚と同時に聴覚に訴えかけることで、よりコンテンツの世界観を表現できます。
たとえば、YouTuberがよくオープニングやエンディングで同じ音楽を用いていますが、それも自身のコンテンツの世界観を統一する目的があります。
毎回オープニングやエンディングで同じ音楽が流れることで、視聴者は気づかないうちに安心感を得ています。
コンテンツの世界観を表現するためにも、きちんとBGMを使用することが重要です。
効果的にBGMを使用すると、ユーザーの共感を呼ぶこともできます。
たとえば、ポジティブな場面では明るく楽しい音楽を用い、ネガティブな場面では悲しく暗い音楽を用いることで、ユーザーの感情にリンクさせ、より共感を呼ぶ動画になります。
また、商品やサービスのPRで感情に訴えかけることができれば、ユーザーの購買意欲アップにも繋げることが可能です。
マスキング効果とは、2つの音が重なったときにもう一つの音が聞こえない、もしくは聞こえにくくなるという効果を言います。
たとえば、カフェやレストランなどでBGMが流れていますが、これは他のお客さんの声や食器の音などを聞こえないようにするために、マスキング効果を利用しています。
動画制作においてもマスキング効果を活用可能で、BGMを流すことでノイズを聞こえにくくできます。
また、ナレーションなど、他の必要な音を流す際にはBGMを小さくすることで、より必要な音が視聴者に聞こえやすくなるという効果もあります。
ここでは、動画制作において、BGMの選び方を3つご紹介します。下記の通りです。
それぞれ順番にご説明します。
動画制作で使用できるBGMには、無料で利用できるものと有料で利用できるものの2種類があります。
無料で利用できるものの中には、無料で商用利用までできるものや商用利用できず、利用するにはサイト名を掲載することを条件にしているものもあります。
有料で利用できるものには、基本的に豊富な種類のBGMが用意されており商用利用も可能な場合が多いため、動画にオリジナリティや他と差別化したいときに活用できます。
ただし、費用がかかるため事前に予算決めをしておきましょう。
先述の通り、商用利用を禁止しているものもあるため、商用利用可能かどうか事前に確認して使用しましょう。
特に、企業でビジネス目的で動画を制作する場合は、商用利用可能なBGMを利用しなければなりません。
商用利用可能かどうかは、利用規約に記載されているため、使用前に必ず確認しておきましょう。
当たり前ですが、動画とマッチしているBGMにしましょう。
たとえば、大人の男性をアピールする際は、落ち着いたBGMを使用したり、逆に子供っぽさをアピールするときはアップテンポのBGMを使用したりすることで、視聴者に与える印象が変わってきます。
このように、動画とマッチしたBGMを用いて、より視聴者を惹きこむことを心がけましょう。
ここでは具体的に、動画制作で利用できるBGM・音楽素材サイトを5つご紹介します。全て無料でかつ商用利用可能なので、ぜひお役立てください。
それぞれ順番にご紹介します。
YouTube Audio Libraryは、YouTubeの公式が提供しているBGM素材サイトです。
YouTubeアカウントがあれば、誰でも無料でダウンロードして利用できます。
様々なジャンルがあり、視聴も可能なため、動画にあったBGMを見つけやすいです。
DOVA-SYNDROMEは楽曲数が多く、10,000曲以上のBGMが無料で利用できます。
検索タグが用意されているため、多くのBGMの中から最適なBGMを探すことが可能です。
楽曲数は定期的に追加されているため、「最適なBGMが無い」ということはほとんど無いでしょう。
Snow Musicは基本的にループする楽曲を扱っているサイトです。
一定のトーンをキープした楽曲が揃っています。
そのため、ずっとBGMを流しておきたい場合や落ち着いた雰囲気を出したい場合に最適なBGMが見つかりやすいです。
おとわび和風音楽素材は、和風のBGMをメインで取り扱っています。
しかし、中には中華風や異国を感じるBGMも扱っています。
また、テンポや曲名、雰囲気、使用楽器等を細かく検索できるため、イメージ通りの楽曲を見つけやすくなります。
騒音のない世界は、ボーカルが入ってないバンド系の曲が数多く揃っているサイトです。
アップテンポの曲が多いため、そういった目的の場合は騒音のない世界を使用しましょう。
動画制作でBGMサイトを使用する際には、下記の2つに注意しましょう。
それぞれ順番にご説明します。
サイトや楽曲は、著作権で守られています。
そのため、著作権で保護されている音楽は無断で使用してはいけません。
サイトの規約を確認すると、著作権について書かれているため、使用する前には必ず確認しておきましょう。
動画制作において、BGMは非常に重要です。
しかし、BGM選びに注力しすぎるのも良くありません。
動画制作において、BGMはクオリティの高い動画に合わせることで効果を発揮します。
そのため、BGM選びに時間を使いすぎるよりも、動画全体のクオリティを上げることを意識しましょう。
本記事では、動画制作におけるBGMの選び方3つと無料で利用できる音楽サイトをご紹介しました。
動画制作でBGMを使用しようと考えている方はぜひ本記事を参考にしてみてください。
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