「映像制作会社に依頼を考えており、映像制作の流れについて把握しておきたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。特に依頼時には何が行われるのか、何を聞かれるのか知りたい方も多いでしょう。
そこで本記事では、映像制作会社へ依頼する際の流れや実際の制作時の流れについて解説しました。
これから映像制作の依頼を考えている方はぜひ本記事を参考にしてみてください
映像制作を依頼する際には、下記の3つの工程があります。
それぞれ順番にご説明します。
映像制作会社へ依頼する際には、最低限下記の3つを決めておきましょう。
何も決めておかずに映像制作会社に依頼すると、映像制作会社主導で制作が進められてしまうため、「納期が遅い」や「作って欲しい映像と違った」という状況に陥りやすくなってしまいます。そのため、依頼する際には最低限上記の3つは決めておきましょう。
映像制作会社に問い合わせした際に最初に行われるのがヒアリングです。
上記のように、制作を行う上で事前に聞いておくべきことを確認していきます。1回のヒアリングは1時間ほどです。
ヒアリング後、見積もり書や提案書を作成します。
見積もりでは、人件費や機材費、諸経費などを全て含めた大まかな費用をご提示します。
提案書では、映像の大まかな流れやストーリーやラフ画を共有し、制作する映像の大まかな流れを把握していただきます。
続いて、制作時の映像制作の流れを解説します。制作時の映像制作の流れは基本的に下記の6つの工程に分かれています。
それぞれ順番にご説明します。
まずは、シナリオ・コンテを作成します。
シナリオは作成後にお客様に共有し、修正点や指摘事項などのフィードバックを貰います。フィードバックを元にさらに内容を固めていきます。通常これを何度か繰り返し、最終的に「台本」として仕上げ、スタッフに共有します。
台本を元に撮影を行います。
機材セッティング後にテスト撮影を行い、構図や音声などのチェックが完了したら本番撮影を開始します。
各シーンの撮影完了後、それらの素材をまとめて1つの映像に仕上げています。
まずは必要なシーンがしっかり撮影されているか、音声が入っているかなどを改めて確認し、仮のナレーションやBGM等を入れて仮編集を行います。仮編集で問題点が見つからなければ、本編集に入ります。
映像の本編集完了後、音入れ作業を行います。
上記のような音を入れていき、映像にミックスダウンしていきます。
編集、音入れ完了後、お客様に試写をしてもらいます。
フィードバックをもらい、修正点があれば修正作業を進めていきます。
修正点に関しては、撮影からやり直すレベルの修正はほとんどありません。
あくまで映像に入れる効果音やテロップなどの微調整の場合がほとんどです。
修正完了後、お客様からOKが出れば納品になります。
お客様のご要望のフォーマットに合わせて納品し、完了です。
本記事では、依頼時と制作時の映像制作の流れを解説しました。特に依頼する際には、「制作の目的」や「予算」、「納期」など、お客様の方で事前に決めておくべきことも多いです。そのため、本記事で解説したように、映像制作の流れに関してはしっかりと把握しておきましょう。映像制作会社主導の制作にならないためにも、ヒアリングの際にきちんと要望を伝えておくことも重要です。
弊社では、映像制作のご依頼を承っております。ご相談やお見積もりは無料ですので、ぜひ一度ご相談ください。弊社の実績等については下記の記事でも詳しく解説しているため、合わせてご覧ください。