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2026.9.10

会社紹介動画の構成5パターン|採用・営業・展示会など目的別に解説

会社のことを分かりやすく伝える映像を作りたいものの、「社員インタビューを入れるべきか」「事業内容をしっかり説明するべきか」「かっこいいブランド映像にするべきか」と、構成の段階で迷う企業は少なくありません。

最初に決めるべきなのは、映像の見せ方ではなく「誰に見せて、見た後にどう動いてほしいか」です。

求職者に社風を伝えるのであれば社員や職場を見せる必要があります。一方で、営業先に事業内容を理解してもらいたいのであれば、社員の雰囲気よりもサービスの仕組みや強みを整理した方が効果的です。

この記事では、企業向けの映像を数多く制作してきたCapWorksが、目的に応じた構成を「採用型」「営業型」「ブランド型」「ドキュメンタリー型」「事業説明型」の5パターンに分けて解説します。

まず結論
会社の魅力をすべて1本に詰め込むよりも、動画を使う目的に合わせて「何を伝えないか」まで決めることが重要です。採用・営業・展示会・Webサイトでは、適した構成がそれぞれ異なります。

会社紹介に使える5つの構成を比較

まず、それぞれの違いを簡単に整理します。

構成主な目的伝える内容向いている場面
採用型応募・企業理解社員・仕事・社風採用サイト・説明会
営業型商談・問い合わせ課題・強み・導入メリット営業・展示会・商談
ブランド型企業イメージ形成理念・世界観・価値観Web・イベント・広告
ドキュメンタリー型信頼・共感社員・仕事のリアル採用・企業PR
事業説明型理解促進事業・仕組み・技術営業・展示会・Web

POINT
どれか1種類だけを選ばなければならないわけではありません。実際の制作では、「採用型+ドキュメンタリー型」「営業型+事業説明型」のように組み合わせるケースもあります。

1.採用型|求職者に「ここで働くイメージ」を持ってもらう

こんな企業におすすめ

  • 仕事内容だけでは他社との差が出にくい
  • 社員の人柄や社風を採用上の強みにしたい
  • 入社後のミスマッチを減らしたい
  • 会社説明会や採用サイトで使用したい

採用を目的とする場合、会社の沿革や売上規模を長く説明するよりも、「どんな人が、どんな環境で、どんな思いを持って働いているか」を見せることが重要です。

例えば、次のような流れが考えられます。

社員が働く印象的なシーン
↓
会社・事業の簡単な紹介
↓
社員インタビュー
↓
実際の仕事風景
↓
会社が大切にしている価値観
↓
求職者へのメッセージ

ポイントは、会社側が伝えたい情報だけを並べないことです。

求職者が知りたい「人」「働き方」「空気感」を映像として見せることで、求人票や会社案内では伝えにくい情報を補うことができます。

制作事例|株式会社スポーツフィールド様

CapWorksでは、株式会社スポーツフィールド様のリクルートムービーを制作しました。

同社の場合、単に事業内容を紹介するのではなく、スポーツ経験者が集まる企業ならではの「熱量の高い社風」をどう映像化するかが重要なテーマでした。

そこで、社員が働いている様子に加えて、社内表彰式で盛り上がる姿や自然な表情を撮影。さらに砂埃や光などの映像表現、テンポのある編集を組み合わせることで、言葉だけでは説明しづらい企業文化を視覚的に伝えています。

▶ 株式会社スポーツフィールド様の制作事例を見る

2.営業型|「この会社に相談したい」まで設計する

こんな企業におすすめ

  • 営業担当による説明を効率化したい
  • サービスの強みを短時間で理解してもらいたい
  • 展示会や商談で映像を使用したい
  • BtoBサービスを分かりやすく紹介したい

営業型では、会社の歴史を最初から順番に説明する必要はありません。

視聴者が知りたいのは、主に「自分たちの課題を解決できる会社なのか」という点です。

そのため、構成も次のように視聴者側の課題から始める方法が考えられます。

顧客が抱えている課題
↓
自社が提供できる解決策
↓
サービス・技術の特徴
↓
他社との違い
↓
導入するメリット
↓
問い合わせ・商談への導線

会社そのものを紹介する映像であっても、営業で使用するのであれば、「私たちはこんな会社です」だけで終わらせないことがポイントです。

展示会で使用する場合
会場の音が聞き取りづらい状況も想定し、テロップだけでも内容が理解できる構成を検討すると使いやすくなります。

3.ブランド型|理念や世界観を感覚的に伝える

こんな企業におすすめ

  • 商品や事業内容だけでは差別化しにくい
  • 企業理念や価値観に共感してほしい
  • 企業としてのイメージを変えたい
  • Webサイトや周年イベントなどで印象を残したい

ブランド型では、すべてを説明する必要はありません。

むしろ、ナレーションやテロップで情報を詰め込みすぎると、企業の世界観が弱くなってしまうことがあります。

映像・音楽・コピー・編集テンポなどを統一し、「この会社はこういう会社だ」と感覚的に理解してもらうことを目指します。

例えば、採用を目的とした映像でもブランド型の要素を取り入れることはできます。

先ほど紹介したスポーツフィールド様の映像も、「会社は熱量の高い組織です」と説明するだけではなく、映像エフェクトや社員の表情、編集テンポを通じて企業らしさを表現しています。

つまり、採用型・営業型とブランド型は必ずしも別物ではありません。
目的を明確にしたうえでブランド表現を重ねることで、情報だけでなく印象まで残せます。

4.ドキュメンタリー型|作り込みすぎず、会社のリアルを見せる

こんな企業におすすめ

  • 社員や経営者の人柄を伝えたい
  • 現場そのものに魅力がある
  • 製造業・建設・専門職など仕事風景を見せたい
  • 作り込んだ広告表現より信頼感を重視したい

ドキュメンタリー型では、台本通りにすべてを演じてもらうのではなく、実際の仕事や社員同士のやり取り、インタビューなどを中心に構成します。

特に、企業が自分たちでは当たり前だと思っている光景が、外部から見ると大きな魅力になるケースがあります。

例えば、

  • 職人が作業している手元
  • 社員同士が相談している様子
  • 製造現場の迫力
  • 朝礼や会議
  • お客様と接している様子
  • 社員が自然に笑っている瞬間

といったシーンです。

スポーツフィールド様の制作でも、社内表彰式など実際に熱量が生まれる場面を撮影しています。

「自然な映像=何も演出しない」という意味ではありません。
どの場面を撮るのか、誰に話してもらうのか、どの順番で見せるのかを事前に設計したうえで、撮影時には自然な表情や言葉を引き出すことが重要です。

5.事業説明型|複雑なサービスや技術を分かりやすくする

こんな企業におすすめ

  • BtoBサービスを展開している
  • 文章だけでは事業内容が伝わりにくい
  • 無形サービス・システム・技術を扱っている
  • 営業・展示会・Webサイトで繰り返し説明している

「何をしている会社なのか」が一言では説明しづらい企業では、事業説明型が有効です。

実写だけで説明することが難しい場合には、図解・テロップ・アニメーション・モーショングラフィックスなどを組み合わせます。

基本的には、

どんな課題があるのか
↓
自社は何を提供しているのか
↓
どのような仕組みなのか
↓
導入すると何が変わるのか
↓
会社・技術の強み

という順番に整理すると、企業側の説明ではなく視聴者が理解しやすい順番になります。

制作事例|Panasonic様「Smart菜園’s クラウド」

CapWorksでは、Panasonic様のクラウド型環境制御システム「Smart菜園’s クラウド」のサービス紹介映像を、有限会社TIMELY様の技術チームとともに制作しています。

農業ハウス内の栽培環境を最適化するシステムという、文章だけでは仕組みを理解するのに時間がかかるサービスでは、映像を使って情報を順序立てて見せることが重要です。

▶ Panasonic様「Smart菜園’s クラウド」の制作事例を見る

こうした事業説明型の映像は、Web掲載だけでなく、商品・サービスの説明が必要になる営業や展示会などにも展開しやすい構成です。

迷ったら「誰に・どこで・何をしてほしいか」の3つを決める

5つのパターンを紹介しましたが、制作前から「採用型にしよう」「ブランド型にしよう」と決める必要はありません。

まずは次の3点を整理してみてください。

誰に見せるのか

求職者、取引先、新規顧客、既存顧客、投資家など、相手によって必要な情報は変わります。

「できるだけ多くの人に見てほしい」ではなく、最も重要な視聴者を一人決めるくらいまで絞ると構成を考えやすくなります。

どこで見せるのか

同じ映像でも、Webサイト・採用説明会・展示会・営業商談・SNSでは視聴環境が異なります。

例えば展示会なら途中から見る人もいるため、冒頭から順番に見なければ理解できない構成が適さない場合があります。

SNSでは縦型や短尺への再編集を想定して撮影しておくことで、1回の撮影素材を複数媒体へ展開することもできます。

見た後に何をしてほしいのか

映像を見てもらうこと自体をゴールにしてはいけません。

  • 会社に興味を持ってほしい
  • 求人へ応募してほしい
  • 問い合わせてほしい
  • 商品・サービスを理解してほしい
  • 展示会の商談につなげたい

など、視聴後の行動を先に決めておくことで、必要な情報と不要な情報を判断できます。

会社紹介でよくある失敗は「全部伝えようとすること」

制作時によく起こるのが、各部署から要望を集めた結果、

  • 会社の歴史
  • 経営理念
  • 社長メッセージ
  • 全事業の説明
  • 社員インタビュー
  • 福利厚生
  • 製品紹介
  • 拠点紹介

など、あらゆる情報を1本に入れようとしてしまうケースです。

情報を追加するほど良い映像になるわけではありません。

重要
伝える内容を増やすより、「この映像で一番伝えたいことは何か」を1つ決める。
会社案内としての情報量が必要なのであれば、メイン映像とは別に事業紹介・社員インタビュー・ショート動画などへ分ける方法もあります。

映像の長さは目的から決める

「会社紹介なら何分が正解ですか?」という質問もありますが、すべての用途に共通する最適な尺があるわけではありません。

Webサイトで会社の第一印象を作る映像と、会社説明会で事業内容まで理解してもらう映像では、必要な情報量が違うためです。

そのため、先に「3分で作る」と決めるのではなく、

目的 → 視聴者 → 必要な情報 → 構成 → 尺

という順番で検討することをおすすめします。

撮影前に確認しておきたいこと

構成が決まったら、撮影場所や出演者についても事前に確認します。

  • 撮影場所で撮影許可が必要か
  • 社内で映してはいけない情報がないか
  • 社員や関係者の出演確認が取れているか
  • 工場・研究施設などで安全上の制限がないか
  • パソコン画面や資料に機密情報が映り込まないか
  • Web・SNS・展示会など、どこまで映像を使用するのか

特にオフィスや工場で撮影する場合、当日になって「ここは撮影できない」と分かると、想定していた構成そのものを変更しなければならない場合があります。

映像の構成とロケーション確認は別々に考えず、撮影前にセットで整理することが重要です。

制作費は内容によって変わる

会社を紹介する映像の料金は、撮影日数・スタッフ人数・出演者・ロケーション・アニメーション・CG・編集内容などによって変わります。

CapWorksでは、映像制作を20万円〜ご案内しており、相談・見積もりは無料です。

ただし、20万円ですべての企業映像が制作できるという意味ではありません。インタビュー人数が多い、複数拠点を撮影する、モーショングラフィックスを多く使用するなど、内容によって必要な制作費は変わります。

大阪市淀川区西中島を拠点に、関西を中心として企業向けの映像制作を行っています。

企画から撮影・編集・納品までの対応内容については、企業・学校PR動画制作サービスでも詳しく紹介しています。

まとめ|「会社を紹介する」のではなく目的を達成する構成を選ぶ

企業を紹介する映像には、決まった正解の構成はありません。

重要なのは、会社についてできるだけ多く説明することではなく、「誰に何を伝え、その後どうしてほしいのか」から逆算することです。

今回紹介した5パターンを整理すると、

  • 採用型:社員・仕事・社風を伝える
  • 営業型:顧客の課題と自社の強みを伝える
  • ブランド型:企業の理念や世界観を印象として残す
  • ドキュメンタリー型:社員や現場のリアルを通じて信頼・共感を作る
  • 事業説明型:複雑なサービスや技術を分かりやすく整理する

となります。

実際には複数の型を組み合わせることも多いため、「どの構成にすればいいか分からない」という段階でも問題ありません。

CapWorksでは、累計1,600件以上の制作実績をもとに、映像を作る目的や利用シーンをヒアリングしたうえで企画をご提案しています。

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採用、営業、展示会、Webサイトなど、使用目的に合わせた構成からご相談いただけます。
「まだ内容が決まっていない」「まず費用感を知りたい」という段階でもお気軽にお問い合わせください。

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