「シネマグラフって何?」「シネマグラフを使うとどのくらい広告効果があるの?」と考えている方は多いのではないでしょうか。シネマグラフを効果的に用いることでブランディングやイメージアップに繋げたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事ではシネマグラフの特徴や作り方、広告効果等について解説しました。シネマグラフについて知りたい方や導入を検討している方はぜひ、本記事を参考にしてみてください。
シネマグラフとは、画像の一部分のみに動きを取り入れている動画のことです。画像の一部分が動画になっているイメージで、動きがある部分を強調できます。近年では、広告で用いられることが増えています。
シネマグラフの特徴は、主に下記の2つです。
それぞれ順番にご説明します。
シネマグラフの1番の特徴として、人の目を惹きやすいという特徴があります。通常、画像は動きませんし、逆に動画は全体が動きます。そのため、一部分だけ動くというシネマグラフは普段見慣れていない人も多く、目を惹きやすいです。また、画像の一部分だけ動くため、動いている部分に注目しやすいという特徴もあります。
全体が動くわけではないシネマグラフは、一般的に動画より容量が小さいです。そのため、Web広告やWebサイトで表示させやすいという特徴もあります。また、容量が小さいため、共有しやすいと言えます。
シネマグラフのファイル形式は「GIFファイル」になります。つまり、シネマグラフは従来より用いられてきたGIFアニメーションの一種と考えて問題ありません。従来のGIFアニメーションは、全体に動きがある「動画」でしたが、シネマグラフは「一部分だけが動く」という違いがあります。
シネマグラフは、Photoshopを使用すると簡単に作成できます。手順としては、下記の通りです。
さらに詳しく知りたい方は、Adobeの公式ホームページをご覧ください。
ここでは、シネマグラフを使用したサイトや画像例をいくつかご紹介します。
シネマグラフに特化したWebサイトである「cinemagraphs」では、シネマグラフを使用した例を多く見ることができます。「シネマグラフの例をたくさん見てみたい」という方は、cinemagraphsを見てみると良いでしょう。
シネマグラフが作れるアプリである「Flixcel」のトップページのメインビジュアルには、シネマグラフが使用されています。
波打ち際でポーズをとる女性のシネマグラフです。スカートと波をシネマグラフで動かすことで、風の強さが上手く表現されています。
http://annstreetstudio.com/2012/01/06/swept-away/
最後に、Web広告にシネマグラフを用いて得られる広告効果の例についてご紹介します。下記の通りです。
それぞれ順番にご説明します。
シネマグラフをFacebook広告に取り入れたところCTR(クリック率)とCPA(成果単価)が下記のように向上したとの報告が上がっています。
特にシネマグラフはユーザーの目を惹くため、CTRの向上に期待できます。CTRが向上すると、CPAやCVRの向上にも繋がっていくでしょう。そのため、シネマグラフを広告で利用するのは非常に有効です。
Flixelのブログ記事によると、バナー広告に画像ではなくシネマグラフを用いることでクリック率が5.6倍以上アップしたという調査結果が解説されています。このことからも分かるように、シネマグラフで得られる広告効果は非常に高いと言えるでしょう。
本記事では、シネマグラフの特徴や作り方、広告効果等について解説しました。広告を運営している場合やCTRを向上したい場合などに、シネマグラフは非常に有効な手段です。ユーザーの目を惹かせたり、動画より容量が軽かったりなど、様々なメリットがあります。
したがって、広告運用やCTR、CPAの向上に繋げるためにも、シネマグラフを使用した広告の制作を検討してみてはいかがでしょうか。
弊社では、シネマグラフの制作を承っております。ご相談やお見積もりは無料です。シネマグラフの制作をお考えの方はぜひ、お気軽にご相談ください。
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