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2025.6.30

IR動画とは?メリットや制作のポイントをまとめて徹底解説!

IR動画は企業の広報活動の一環として用いられることが増えています。インターネットが発展した現代社会では、IR動画には重要な役割があり、さまざまな企業で積極的に取り入れられるようになりました。
そこで今回は、これから制作を検討している方に向けてIR動画がどのようなものか、制作のポイントと交えて解説していきます。これからIR動画を制作したいと考えている方は、ぜひご一読ください。

IR動画とは?

まずはIR動画がどのようなものかを解説します。

IR動画とは?

IR動画とは、主に株主総会、決算説明会、投資家説明会などに用いられる動画のことです。企業が自社の魅力、商品、経営状況などさまざまなことを伝えるために用いられています。
なお、IRはInvestor Relations(インベスター・リレーションズ)の略称であり、投資家や株主に対して行なう企業の広報活動を指します。具体的な内容の定義はなく、投資家向けの企業の情報を紹介する動画全般がIR動画と考えてよいでしょう。

IR動画の必要性

IRの目的は、株主や投資家からの継続的な信頼を獲得することです。よって決算報告など企業の情報をわかりやすく伝えられるかが重要で、決算報告書を見るよりも簡単に理解できる動画は効率的です。企業の情報を伝わりやすくすることで、企業の透明性が高まり、信頼獲得にもつながるでしょう。

IR動画の種類

IR動画はさまざまな種類があり、目的からどのような動画を作ればいいのかを考えるとよいでしょう。ここでは、IR動画の代表的な種類を6つ紹介します。

企業ブランディング・事業内容の説明

事業内容や経営理念・方針などを魅力的に伝えるための動画です。わかりやすく伝えるためにグラフやアニメーションによる表現もよく使われています。事業の将来性や、投資によって得られるメリット・可能性などを伝えて理解を促す目的で作られることが多いです。よって、現状だけでなく将来性についても動画内で説明があるとよいでしょう。また、新たな支援者を得るための説明にも用いられています。

株主総会のライブ配信

株主総会は基本的に現地に行く必要がありますが、ライブ配信を行なうことで、遠方にいる人からもリアルタイムで視聴してもらえます。また、配信プラットフォームを活用すれば、新たな支援者や海外の投資家からの興味関心を持たせる効果も期待できます。アーカイブしておけばいつでも好きなタイミングで見返すことができ、企業の成長記録としても役立つでしょう。

サービス・商品の紹介

扱っている商品やサービスに関する情報を動画にすることで、どのようなものかをわかりやすく理解してもらえるようになります。特に、形のないサービスや目に見ることが難しいものも、動画であれば視覚的情報として伝えやすくなるでしょう。商品やサービスの情報をわかりやすく伝えることで、顧客や投資家からの理解も深まります。

オンライン見学

一般的に、工場やオフィスは厳重なセキュリティー対策が求められ、外部公開が難しいことが多いです。しかし、動画であればセキュリティーに配慮しながら見学ができるようになります。また、遠方にいる人も好きなタイミングで視聴ができ、これまで参加が難しかった人が見学できるようになることもメリットです。

報告

決算報告などの報告は書面にすると、多くの情報が書かれるため、完全に理解するのが難しいこともあります。しかし、動画であれば情報が視覚化されることによって、書面に比べて簡単に理解できるようになります。また、決算報告では毎回同じ情報を伝えなければならないシーンもありますが、動画にすることで報告の手間が軽減されるでしょう。

インタビュー

経営者や代表者、社員へのインタビュー動画は、企業の生の声として視聴者に届けられます。企業としての考えや取り組み、社員の働き方など現場でしかわからないことをインタビューによって届けることで、企業に対する親しみが生まれます。また、これまで以上に企業のことを知ってもらうきっかけにもなるでしょう。

IR動画を制作するメリット

IR動画を制作するメリットは、主に以下の4つです。

企業理念や事業内容への理解が深まる

動画は映像やイラストによる視覚的な情報と、音声の聴覚的理解ができることで、書面に比べて多くのことを一度で理解できるようになります。企業理念や取り組みなどをわかりやすく伝えられれば、既存の投資者からは長期的な支援が得られるだけでなく、新規の支援者獲得にもつながるでしょう。

業績報告の可視化

株主にとって、決算報告や業績は非常に重要です。しかし、情報量が多く、複雑な内容も多いので口頭説明や書面での資料だけでは把握できないこともあるでしょう。しかし、動画なら情報を可視化できるので情報を理解しやすくなります。誰にとっても理解しやすい動画は、企業の透明性を証明することにもなり、信頼獲得にもつながるでしょう。

決算報告や株主総会の内容を確認できる

動画は一度製作してしまえば、何度も確認できることもメリットです。決算報告や株主会の議事録代わりにも使える動画は、手間もなく好きなタイミングで見返せるので投資家と企業の双方にとって便利です。後から確認したい場合や、当日参加できなかった人も同じ内容を見ることができます。

サービス・商品への理解が深まる

サービスや商品に関する動画を作ることで、より理解が深まります。特に、使用例や効果は動画化と相性がよく、見た人に具体的な内容として伝わりやすくなるでしょう。商品やサービスをより身近なものとして感じてもらえるようになれば、新たなビジネスにもつながる可能性が高まります。

効果的なIR動画を作るためのポイント

効果的なIR動画を作るためには、以下の4点に注意してみてください。

誰が見てもわかりやすい内容にする

投資家には老若男女問わずさまざまな人がいます。そのため、特定の人だけでなく、誰が見てもわかりやすいような内容にすることを心がけましょう。また、情報を詰め込み過ぎず、シンプルな内容にすることも大切です。あまり多くの情報を入れると、何が伝えたいのかがわかりにくくなります。

企業のイメージを大切にする

企業によってそれぞれのシンボルとなるカラー、ロゴなどがありますが、動画でも配色やデザインを意識することが大切です。動画は企業のイメージを左右することもある重要なものであり、企業側のイメージを大切にすることでブランディング効果も期待できます。また、企業としてネガティブな印象を持たれないような言葉選びや表現を心がけることも大切です。

悪い内容も誤魔化さない

企業にとって不都合なことや悪いことを隠すと、反対にネガティブな印象を与えます。起業の現状や課題を正しく伝えることもIR動画の役割であり、悪い内容も隠さずに伝えるようにしましょう。また、悪い情報を伝えるだけでなく、今後の対応や改善策についても紹介することで、マイナスな印象のまま終わることを避けられます。

演出にこだわる

動画は抑揚やメリハリがないと、見ていても飽きてしまって内容が頭に入ってこなくなってしまいます。そのため、動画の演出にもこだわることが大切です。見ていて楽しめるような要素を入れることで、飽きずに最後まで見てもらえるようになります。

IR動画専門の配信サイトを活用しよう

IR動画は専門の配信サイトを活用することで、より高い効果が期待できます。ここで、IR動画専門の配信サイトを3つ紹介しますので、必要に応じて活用してみてください。

日興アイ・アール

日興アイ・アールは、日興アイ・アール株式会社が運営しているIR動画配信サービスです。経営・ITに関するコンサルティングを行なう会社が運営しているため、日興アイ・アールも決算説明会のリンク集を提供するなど、投資家にとってほしい情報が見られるような工夫がされています。各企業の決算説明会や、個人投資家向け説明会などが見やすく分けられており、初めてIR動画を見る人にもわかりやすいでしょう。

日興アイ・アールはこちらから

IR動画サイト

IR動画サイトは、企業のIR情報をまとめて配信するサイトです。IR動画サイトでは、動画をアップロードしてサイト内にアーカイブを残しておくことができます。また、配信ページには各企業の決算情報などがまとめられているので、資料を確認しながら動画を見られるようになっています。

IR動画サイトはこちらから

IR Times

IR Timesは、IRに関連したリリース情報や動画の配信を行なっているサイトです。「個人投資家と上場企業をつなぐ」をコンセプトにしており、動画の隣に資料が読めるような構成になっているので、情報を確認しながら視聴できます。個人投資家向けの配信が多く、信頼性が高いとされています。

IR Timesはこちらから

IR動画の制作依頼はCapWorksにご相談ください!

IR動画は企業の魅力をわかりやすく伝えるために用いられることが多く、消費者向けの動画とは構成や演出にも工夫が必要です。よって、制作を依頼する際はIR動画の制作実績が豊富な制作会社に依頼することをおすすめします。
CapWorksは、これまでに800社以上1,200件もの取引実績があり、IR動画も安心してご依頼いただけます。初めてIR動画を作りたいと考えている方も、まずはお気軽にご相談ください。

     

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