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2022.9.15

費用対効果を徹底追求!サービス紹介動画の費用内訳と低コスト化のコツ

SNSの普及に伴い、企業の広告手段として「サービス紹介動画」が活用されるようになってきました。

サービス紹介動画とは、物の形の無い「サービス」の内容を、動画を用いて視覚的にPRする動画のことです。

パンフレットなどの紙媒体では伝えにくいサービスイメージも、アニメーションやナレーションを用いることで、見る人に分かりやすく伝わります。

本記事では、サービス紹介動画を使用するメリットや、動画形式ごとの相場費用や、制作費用を抑えるコツについて解説します。

これから自社のサービス紹介動画を制作しようと考えている企業の担当者は、ぜひ参考にしてください。

サービス紹介動画を使用するメリット

企業が自社のサービス紹介動画を使用して宣伝するメリットは、下記の通りです。

  • 多くの情報を伝えられる
  • 様々なSNSなどに二次利用出来る
  • 疑似体験ができて魅力が伝わりやすい

それぞれ順番に解説します。

多くの情報を伝えられる

前述の通り、サービス紹介動画は、商品パンフレットなどの紙媒体では伝えることができない情報を伝えられます。

サービス内容を、写真やイラスト、文字のみの紙媒体で伝えるだけでは、そのサービスの利用の流れや活用シーンを具体的にイメージしにくい場合があります。

動画にすることで、映像・アニメーション・音声などの視覚・聴覚などの複数の感覚に訴えられるサービス紹介を行えるため、サービスの利用の流れや活用シーンのイメージが容易になるのです。

たとえば、子供向けプログラミング教育サービスにおいて、実際に子供が創作物を完成させて喜んでいる様子は、サービス紹介動画だからこそ伝えることができる情報です。

これをパンフレットなどの紙媒体で伝えることは困難であり、動画の大きな強みであると言えるでしょう。

様々なSNSなどに二次利用できる

YouTubeやInstagram、Facebook、TwitterなどのSNSを、広告媒体として使う企業も増えてきました。

動画を作成してしまえば、これらのSNSに投稿することによって、さらなる広告宣伝効果が期待できます。

SNSから動画が拡散されることで、テレビCMなどでは獲得できなかった、新しい層の顧客獲得につなげられる可能性が高まります。

パソコンやスマホの画面を眺めている時間が長い現代人にとって、SNSは幅広い層の顧客に、自社のサービスを知ってもらうために有用なツールであり、そこに情報量の多い動画を投稿する意義は非常に大きいと言えるでしょう。

疑似体験ができて魅力が伝わりやすい

形の無い「サービス」は、申し込んだ後の利用イメージが掴みにくいことがあります。

サービス紹介動画を制作して、利用イメージを映像で伝えることができれば、動画視聴者が自社のサービスを疑似体験をすることが可能です。

例えば、火災保険の見直しを訴求するサービス紹介動画では、近年増えている台風やゲリラ豪雨の被害を例に、「昔契約した保険のままでは補償金額が不十分」であることや「見直せば、補償金額が100%になり、オプションで災害時の仮住まい費用も付けることができる」ことなどを、サービス紹介動画で訴求しています。

「もし、水災害に被災したら、我が家の場合はどうなるのか」「火災保険を見直せば、我が家も近年増加している台風やゲリラ豪雨に備えられる」ということを、動画を通じて疑似体験するとともに、購買意欲が大幅に向上するのです。

サービス紹介動画を制作する際の費用相場

サービス紹介動画は、その種類によって費用相場が異なります。

よく制作されるサービス紹介動画の種類は、下記の通りです。

  • インタビュー動画
  • 2Dアニメーション
  • ドラマ仕立て

それぞれ順番にご説明します。

インタビュー動画

インタビュー動画とは、お客様や企業の担当者へのインタビューを撮影し、サービスのPRを行う動画のことです。

自社サービスに対する担当者の思いや、サービスを利用しているお客様の声が収録されることが多いです。

「サービスを申し込み、利用することによって、お客様の状況がどのように良くなったか」を分かりやすく伝えることができるため、サービス申し込みを検討しているユーザーへの安心感に繋がります。

インタビュー動画の費用相場は、動画の長さや、撮影対象者の数などによって大きく変わり、5万円〜100万円と幅があります。

依頼を検討している場合は、複数の制作会社に見積もりを依頼し、検討することを推奨します。

2Dアニメーション

2Dアニメーションとは、イラスト・表・文字・グラフなどに動きを付けて、サービス内容を、動的なプレゼンテーションで紹介する動画のことです。

サービスの「利用の流れ」や、「メリット」を視覚的に伝えるのに役立ちます。

例えば、「不動産買取専門のマッチングサイト」を紹介する動画では、2Dアニメーションを用いて、現状の不動産売却の問題点から、マッチングサイトを使うときの手順、売却までの流れ、マッチングサイトのメリットなどを紹介しています。

サービス利用前の方が見ても、マッチングサイトを使った不動産売却の流れがイメージしやすくなり、サービスの魅力を効果的に伝えることが可能です。

2Dアニメーションは、スライドショー形式のアニメーションや、キャラクターを多用したアニメーションなど、形式の違いや時間によって費用相場が大きく変わり、15万円〜150万円くらいになります。

ドラマ仕立て

ドラマ仕立ての動画とは、モデルケースとなるユーザー役にキャストを起用し、サービスの検討段階から申し込み後の流れまでを、ドラマのストーリーのように紹介する動画のことです。

自社サービスの利用イメージを、まるで自分ごとのように想像するのに役立ちます。

ドラマ仕立て動画は、キャスティングが必要であったり、撮影日数がかかったりすることから費用も高額になり、相場費用は200万円以上になります。

サービス紹介動画の費用を抑えるコツは?

「制作会社へ見積もりを依頼したら、思ったより高かった」と言う場合は、費用を抑える手段がないか考えてみましょう。

サービス紹介動画の費用を抑えるコツは、下記の通りです。

  • 自社で用意出来る素材を揃えておく
  • 構成やターゲット像は決めておく
  • 相見積もりを取る

それぞれ順番にご説明します。

自社で用意できる素材を揃えておく

動画で使用する写真・映像・アニメーション素材を、制作会社に全てお任せするのではなく、自社で用意できる素材を使えば、費用を抑えられます。

例えば、2Dアニメーション動画を依頼する場合、動画すべてを2Dアニメーションにするのではなく、自社ホームページで掲載しているサービスの画像や、商用利用可能な写真素材を交えて部分的にスライド動画にすれば、2Dアニメーション制作にかかるコストを下げられます。

また、ドラマ仕立ての動画についても、出演者にキャストを使うのではなく、自社の社員に出演してもらうことで、キャスティング費用の削減が可能です。

制作会社へ依頼する前に、事前に使えそうな素材は揃えておきましょう。

構成やターゲット像は決めておく

構成やターゲット像を決めておくことも、動画制作費用を抑えることにつながります。

あらかじめ、自社で動画のシナリオやターゲット像を決めておいたり、動画の作成スケジュールを組んでおいたりすれば、動画制作の企画に関わる費用を抑えることができる場合があります。

自社にすでにマーケティング担当や、企画担当がいる場合は、企画全体を自社内で巻き取ってしまうのも手段の一つです。

相見積もりを取る

動画制作会社によって、同じサービス紹介動画でも、金額が大きく異なることはよくあることです。

なぜなら、依頼を受けた会社のクリエイターが考える動画イメージが、クリエイターごとに異なり、動画制作に必要となるリソースが異なるためです。

そのため、「どの会社なら予算内で理想とする動画が作れるのか」「同じクオリティでできるだけ安く制作できる会社がないか」を確認しましょう。

まとめ

本記事ではサービス紹介動画を使用するメリットや種類ごとの相場費用、制作費用を抑えるためのコツについて解説しました。

サービスの宣伝のために、サービス紹介動画を作るメリットは下記の通りです。

  • 多くの情報を伝えられる
  • 様々なSNSなどに二次利用できる
  • 疑似体験ができて魅力が伝わる

また、動画の種類ごとの相場費用は下記の通りです。

  • インタビュー動画 :5万円~100万円
  • 2Dアニメーション:15万円~150万円
  • ドラマ仕立て   :200万円以上

「見積もり金額が予算オーバーとなってしまったが、それでも構成を変えずに動画を作りたい」といった場合に、費用を少しでも抑えるコツは下記の通りです。

  • 自社で用意できる素材を揃えておく
  • 構成やターゲット像は決めておく
  • 相見積もりを取る

ぜひ、本記事を参考にして、自社サービスの内容に合った訴求力の高い紹介動画を作りましょう。

     

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