過去に「動画制作に役立つ4つの必見サイト」の記事で4つのお役立ちサイトをご紹介しました。今回は加えていくつか、映像制作の様々な段階において役立つサイトやアプリをご紹介したいと思います。映像制作の過程別にご紹介します。実際に制作スタッフや技術スタッフが使用しているものばかりです。もしご存知ないものがありましたら、是非ご活用ください。
https://mpeg-streamclip.softonic.jp/mac(外部リンク)
無料の動画ファイル編集アプリです。MPEG Streamclipは、MPEG、AVI、MOVなど一般的な動画ファイルの再生から、動画のエンコード(ファイル変換)、動画の切り出し、拡大・縮小などが簡単に行うことができます。特に、重い動画を軽く圧縮したいとき、動画の必要な部分だけを切り出したいときには、操作がとても簡単ですので、こちらの使用がおすすめです。動画は荒れますが、相当軽くすることができます。
https://vimeo.com/jp/(外部リンク)
クリエーター向けの動画共有サイトです。日本の動画もありますが、主に海外のハイクオリティな映像を検索することができます。youtubeより比較的クオリティの高い物が揃っている印象ですので、映像の資料集めに便利です。
https://sankoudesign.com/category/movie/(外部リンク)
ファーストビューや背景などで動画を活用しているWebサイトを集めたギャラリー。
最新のデザイントレンド(2025年現在)をチェックできます。映像演出の導入方法を視覚的に学べる参考になります。
http://sunsky3s.s41.xrea.com/shupapan/(外部リンク)
こちらは小ワザのツールの紹介になりますが、たくさんのファイル名を一気に変更することのできるアプリです。例えば、資料集めでたくさんの画像を集めたときに、こちらのアプリでリネームすると、連番で美しく揃えることができます。10個以下くらいでしたら、1つずつファイルの名称変更をしていけますが、何十ものファイル名を整えたいときは、このアプリを利用すると効率的です。また、連番にした後に、ファイル名表示のコンタクトシートを作成するだけで、1から順に並んだ資料が簡単に作成できるので提出資料も美しく素早く用意できます。
データを好きな順番で番号を打つことができたり、元のファイル名のデータも残しておくこともできるのが便利です。
https://cmsong.hotexpress.co.jp/
音楽に関して、過去のCMの事例を調べることができます。特に、企画段階で、使用したい音楽が過去にどのようなCMで使用されてきたかを確認するときに便利です。
https://apps.apple.com/jp/app/shazam-%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E8%AA%8D%E8%AD%98/id284993459(外部リンク)
こちらはご存知の方も多いと思いますが、鼻歌や流れている音楽を聞かせるだけで何の曲かを検索できるメロディ検索のアプリです。企画打ち合わせなどで、メロディはわかるけど題名は何だっけ、、となったときにスッとこちらを使用するとスムーズです。曲名がわかったら「曲名探偵団」との合わせ技で、過去使用例も確認してみるとよいかもしれません。
こちら「ロケ撮影をしよう」の記事でいくつかロケ地検索サイトをご紹介させていただきました。全国のロケ地を検索する際にこちらの検索エンジンが便利です。
https://apps.apple.com/jp/app/sun-seeker-tracker-compass/id330247123(外部リンク)
ロケ日の陽まわりを確認することができます。ロケハンに行った際は、こちらのアプリを立ち上げてロケ本番の日程を設定すれば、陽が何時にどの角度に来るか、太陽の軌道など細かな情報がわかります。
https://apps.apple.com/jp/app/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%9F%E3%83%AB/id640441905(外部リンク)
特に天気に左右されるロケを予定しているときに使用するとよいでしょう。雲の動きが細かくわかるので、撮影前の天候判断の際や、撮影時の香盤の現場調整にて参考になります。
https://apps.apple.com/jp/app/lensagent-pro/id1002932122(外部リンク)
カメラマンが使用されていることがあります。こちらはカメラ機材、レンズのシミュレーションができるアプリです。どのような画角になるかをこちらで検討することができます。様々なフォーマットが用意されている高機能なアプリです。
いかがでしたでしょうか。今回は映像の企画から使用できる様々なサイト・アプリをご紹介させていただきました。便利なサイトやアプリがどんどん増えています。映像制作、撮影のお助けになる物から、映像制作のために作成されたものではないツールまでありました。上手く使うと効率的になるものばかりですので、是非参考にしてみてください。