インスタ(Instagram)で公式アカウントを作り、自社商品・サービスのプロモーションとして使用する企業が増えています。
インスタを上手く運用できれば、より多くの人に商品・サービスのことを知ってもらえて、大きな宣伝効果が期待できます。
しかし、自社で効果的なインスタ運用を行うためには、専門的なスキルやノウハウが必要です。
また、「インスタ運用代行会社」に依頼するとしても、どのような会社に依頼すればよいか、判断に迷います。
そこで、本記事では、インスタの運用代行会社5社と、インスタ運用代行会社の選び方や料金相場について解説します。
インスタ運用代行会社を探している人は、ぜひ本記事を参考にしてみて下さい。
インスタ運用代行とは、企業や個人のインスタグラムアカウントを、代理で運用するサービスのことです。
代行会社は、クライアントのニーズや目的に合わせて、フォロワー数を増やすための戦略立案、投稿の作成・編集、投稿スケジュールの設定、ハッシュタグの選定、分析などを行います。
また、フォロワーの増加のために、ハッシュタグの研究や、インフルエンサーとのコラボレーションなどの手法を用いることもあります。
インスタグラム運用代行を利用することで、クライアントは自社や個人アカウントを効果的に運用でき、フォロワーの増加や売上向上につなげられます。
インスタ運用代行を行う会社はたくさんありますが、会社ごとによって、対応範囲や料金体系などは様々です。
そこで、本記事でおすすめのインスタ運用代行会社を5社紹介させていただきます。
本記事でおすすめするインスタ運用代行会社5社は、下記のとおりです。
それぞれ順番に解説します。
株式会社CapWorksは、インスタ運用代行を行っている動画制作会社で、マーケティングの観点から視聴者を惹きつける動画制作に定評があります。
インスタグラムで集客を伸ばすためには、効果的な動画の活用が必須です。
株式会社CapWorksは、過去60業種以上の動画制作経験で培ったノウハウを駆使し、見る人に商品・サービスの利点をダイレクトに伝える動画制作にこだわっています。
フィード投稿やリール投稿の支援もしており、効果的な動画の制作・投稿を代行することによって、集客を伸ばすインスタ運用を可能にしています。
インスタ運用で、潜在ニーズのある見込み客を掘り起こし、成約につなげたいと考えている企業におすすめです。
株式会社CapWorksのインスタ運用代行の概要については、下記の記事でも紹介しておりますので、参考にしてみてください。
【知らなきゃ損】Instagram運用代行とは!実力と内容・メリットを完全解説
株式会社SAKIYOMIは、「インスタグラム支援事業」に特化した会社です。
インスタグラムの運用代行サービスでは、インスタグラムのアルゴリズムを徹底的に分析した、再現性の高い独自の運用メソッドに定評があります。
運用代行サービス以外にも、自社でインスタ運用を内製化している会社向けに、独自の分析ツールも提供しています。
料金は月額35万円〜と高めですが、インスタ運用で手厚いフォローを受けたい企業におすすめです。
株式会社ウィズワークは、東証プライム市場上場の「クロスマーケティング」のグループ会社で、マーケティングリサーチを得意とする会社です。
SNS運用代行も行っており、マーケティング業務のプロ集団が持つノウハウを生かした運用が強みです。
専任担当者が付き、企画・運用〜効果検証まで丁寧に対応してもらえます。
料金は月額12万円からで、初期費用は無料です。
この中に運用方針の立案や、投稿スケジュールの作成、レポートの報告などが含まれますが、コメント対応や投稿作成・代行は別料金となります。
スモールスタートで運用代行をお願いしたい企業におすすめです。
株式会社ニューオーダーは、ソーシャルメディア・マーケティング、YouTubeチャンネル運用事業、インターネット広告運用事業を行っている会社です。
インスタグラム運用代行においては、エンゲージメント率(ユーザーからの反応)の高さに定評があります。
また、対応内容によって3つのパッケージプランがあり、料金設定がわかりやすいです。
エンゲージメント率を高めたいと考えている企業におすすめです。
株式会社サイバー・バズは、ソーシャルメディアマーケティング事業を幅広く手がけている会社です。
インスタグラム運用代行においては、企画、クリエイティブ制作、投稿、効果測定をサポートする「BRIDGE」というサービスと、投稿管理やクリエイティブ制作、レポート収集機能などを備えたツール「Owgi」を提供しています。
また、金融業界に特化したSNSアカウント運用支援プランも提供しており、FP資格保有者や、投資・節約の知識を持ったスペシャリストをアサインしながら、金融関係企業のSNS運用をサポートしています。
金融関係企業におすすめの会社です。
上記で、おすすめのインスタ運用代行会社5社を紹介させていただきましたが、「自社が達成したいこと」や「代行会社にお任せしたい内容」によって、最適な会社が異なります。
そのため、インスタ運用代行会社を選ぶ際は、以下のポイントをチェックしておくとよいでしょう。
それぞれ順番に解説します。
運用代行会社にどこまでの範囲を任せられるかをチェックすることは、運用代行会社を選ぶ際に大切なことです。
なぜなら、事前に対応範囲を知っておくことで、業務の効率化や予算管理がしやすくなるからです。
例えば、投稿の作成だけを任せる場合と、戦略立案から投稿まで全てを任せる場合とでは、必要な予算や確認事項、納期などが異なってきます。
これらを事前に明確にしておくことで、「自社で何をすべきか」「どのくらいの費用でどこまでの対応してもらえるのか」がわかり、必要な費用を予算内で管理できます。
「どこまでの範囲を任せられるか」をチェックすることは、自社の予算やニーズに合った運用代行サービスを選んだり、自社の戦略に合わせた運用ができるかどうかを判断したりすることにつながります。
運用代行会社が炎上対策をしてくれるかどうかも、大切なポイントとなります。
なぜなら、炎上は企業にとって悪影響を与える場合が多く、適切な対処により迅速におさめないと、企業の信用を失うことになるからです。
炎上が起こる原因は様々ですが、投稿内容の不適切さや誤解を生む表現、マーケティング戦略の不備などが挙げられます。
炎上を未然に防ぐためには、運用代行会社が適切な戦略を立て、投稿内容の選定やマーケティング戦略の見直しなどを行うことが必要です。
また、炎上が起こった場合、対応が遅れると、炎上が拡大してしまう可能性があるため、運用代行会社が炎上に対応するためのスキルやノウハウを持っていることは、非常に重要です。
「炎上対策ができているか」をチェックすることは、企業イメージを守るために非常に大切で、運用代行会社の経験や知識、スキルを把握するためにも有効なポイントです。
運用代行会社を選ぶのであれば、「リール投稿」にも対応している会社を選びましょう。
なぜなら、インスタでショート動画を公開できるリール投稿の活用によって、効果的なSNS戦略を展開できるからです。
運用代行会社のノウハウを生かしてリール投稿を作成してもらうことで、さらなるフォロワー数の増加や商品の販促につなげられます。
リール投稿は利用者・視聴者ともに急速に増加しているため、より多くの人にアピールできる効果的な機能です。
ユーザーの興味に合わせて表示するアルゴリズムが採用されており、リールを投稿することで、インスタグラム上で、自社の商品・サービスに興味のあるユーザーに対して、リール投稿を見てもらえる機会が増えます。
もし、運用代行会社がリールの投稿に対応していない場合、企業はリールを活用できず、競合他社に取り残される可能性もあります。
また、自分でリール投稿を作ることもできますが、「効果的な見せ方」のノウハウを持っている運用代行会社に依頼するのがおすすめです。
インスタ運用代行会社への依頼を考えたとき、料金相場がどのくらいなのかは気になるところです。
料金相場は、「何をどれだけ対応してもらうのか」によって変わってきますが、部分的な運用を依頼したとして、月額5万円〜20万円程度が一般的です。
インスタグラムのすべての運用を依頼した場合は、月額50万円を超える場合もあります。
運用代行会社へは、インスタグラム運用における以下のような業務を依頼できます。
運用代行会社へ依頼する前に、複数の会社へ対応可能な業務を確認し、見積もりをとることをおすすめします。
本記事では、インスタの運用代行会社5社と、インスタ運用代行会社の選び方や料金相場について解説しました。
インスタ運用そのものは、だれでも無料でできますが、「効果的な宣伝やプロモーションにつながるアカウント」を育てるには、専門的なノウハウが必要です。
インスタ運用代行を活用すれば、自社のインスタアカウントを、強力なプロモーションツールに変えられます。
ただし、インスタ運用代行会社に依頼する場合は、対応範囲や、炎上対策・リール投稿の可否、費用などもチェックしないと、理想とする費用対効果が得られない場合もあります。
これからインスタ運用代行会社への依頼を検討している人は、本記事を参考にしながら、自社に合ったサービスを探してみて下さい。