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2025.11.4

採用動画の料金相場と外注時のポイントを解説!

求人活動において、動画コンテンツの重要性が年々高まっています。「採用動画」は、会社の雰囲気や働く人のリアルな姿を伝えることができ、求職者の共感を得やすい手法として注目されています。
ただし、その前提として、まずは社内で「どんなタイプの人材をリクルートしたいのか」を明確にしておく必要があります。求める人物像が曖昧なままでは、せっかくの動画も効果的に機能しません。
しかし、いざ動画制作を外注しようとすると、料金相場や制作期間、選び方など多くの疑問が浮かぶもの。
この記事では、採用動画を外注する際の料金相場と、発注時に押さえるべきポイントについて、具体的な比較とともにわかりやすく解説します。

採用動画の主な種類と目的

まずは、採用動画の代表的な種類とそれぞれの活用目的を確認しておきましょう。

動画の種類内容・目的例

会社紹介型企業理念や事業内容、働く環境を伝える
インタビュー型先輩社員の声やキャリアストーリーを通じて共感を得る
ドキュメンタリー型1日の仕事の流れやリアルな職場の雰囲気を伝える
イベント・研修紹介型社内行事や研修制度など、働く魅力を映像で見せる

どのタイプも「自社に合う人材を惹きつけ、ミスマッチを防ぐ」ことが目的です。

制作時にはターゲット像を明確にし、その人に刺さる構成・表現を選ぶことが重要です。

そのため、撮影前の打ち合わせは非常に重要なフローといえます。


撮影前の打ち合わせが成功のカギ

実際の撮影に入る前に「何をどう伝えるか」を制作会社とすり合わせておくことは欠かせません。
打ち合わせが十分であれば、撮影当日の流れがスムーズになり、仕上がりの満足度も大きく高まります。

撮影前に確認しておきたい5つのポイント

1. 撮影場所の選定

どこで撮影するかによって、動画の印象は大きく変わります。
オフィスの執務スペース、現場の作業風景、応接室や会議室など、会社の魅力が伝わるロケーションを事前に選定しましょう。
例えば「現場で働く社員の真剣な姿」を伝えたい場合は現場での撮影が効果的ですし、「落ち着いた雰囲気の社風」を表現したいなら会議室や応接スペースが適しているかもしれません。
また、照明や音環境(騒音)なども含め、撮影に適した環境かどうかの確認も忘れずに行いましょう。

2. 出演する社員の決定

誰が登場するかは、動画の説得力や印象に大きく関わります。
先輩社員や若手社員、さらには経営層まで、どの立場の人が出演するかによって、伝えられるメッセージの深さが変わってきます。
たとえば、新卒向けなら「年齢の近い若手社員」の登場が共感を得やすく、中途採用向けなら「部門責任者やリーダー」のコメントが信頼感につながります。
出演者には事前に動画の目的や役割を説明し、安心して話してもらえるよう配慮しましょう。

3. インタビュー内容の準備

インタビューの中身は、動画の質を左右する重要なポイントです。
当日になって「何を聞くか」を決めるのではなく、事前に質問内容とそれに対する回答の方向性を考えておくことで、撮影がスムーズになり、自然な会話も引き出しやすくなります。
たとえば「なぜこの会社を選んだか」「働く中で印象に残っているエピソード」「今後のキャリアの目標」など、視聴者にとって参考になるストーリーを掘り下げられる質問を準備しておきましょう。
事前に簡単な台本や質問リストを共有しておくと安心です。

4. 必要な素材や小物の確認

映像に登場する物や資料も、会社の魅力を伝える重要な要素です。
たとえば制服、作業着、社内報、製品サンプル、パンフレット、POPなど、視覚的に「自社らしさ」を表現できるものがあれば積極的に用意しましょう。
これらがあることで、単調な映像にならず、視聴者にとっても印象に残りやすくなります。
特に製造業や医療業など「現物」を伴う業種では、現場感を伝えるアイテムの有無が重要な差別化ポイントになります。

5. スケジュールと確認フロー

撮影から納品までの流れを、あらかじめ関係者で共有しておくことがトラブル防止につながります。
撮影当日のタイムスケジュール(誰が何時どこで出演するか)や、撮影後の編集確認・修正依頼の方法、納品形式や納期の目安なども細かく決めておくと安心です。
特に、採用イベントや広報スケジュールに合わせて動画を公開する必要がある場合は、逆算して余裕を持った進行計画を立てることが大切です。
制作会社と「いつ・何を・誰が確認するか」のフローを共有しておくことで、スムーズな進行と高品質な仕上がりが期待できます。

採用動画の料金相場はどのくらい?

採用動画の料金は、制作内容やボリューム、依頼する会社によって大きく変動します。以下は、一般的な料金帯と納期の目安です。

一般的な料金相場(全国平均)

制作パターン内容料金目安納期目安
シンプルなインタビュー動画撮影半日・編集のみ20万〜40万円約2〜3週間
ストーリー構成あり動画構成企画・撮影1日・BGM・テロップ含む40万〜80万円約1ヶ月
複数名インタビュー+構成型複数現場での撮影+編集工数が多い80万〜150万円1.5〜2ヶ月

※アニメーション制作やドローン撮影などが加わると、さらに費用は高くなります。


CapWorksの料金水準と他社比較

株式会社CapWorksは、採用動画の制作を数多く手がけています。以下は、CapWorksと他社の料金相場を比較した図です。

制作会社特徴料金目安(採用動画)
CapWorksワンストップ対応・実績豊富・関西中心40万〜70万円
A社(大手制作会社)ブランド力あり・人員多いが高価格帯80万〜150万円
B社(低価格系)撮影は安いが企画力や編集が弱いケースあり20万〜40万円

CapWorksでは、企画・撮影・編集・納品まですべて自社で完結するため、品質を維持しつつ無駄なコストを省いた価格設定が可能です。また、教育機関や医療業界などでの採用成功事例も多数あります。


さらに、採用活動における動画の活用はすでに広く浸透しています。ある調査では「採用に成功している企業」のうち63.3%が動画を利用し、中小企業に限定しても57.0%が導入しているとの結果が出ています。つまり、動画は今や“あると差がつく”段階ではなく、“ないと不利になる”時代に入っていると言えます。

参考:PR TIMES|採用動画活用に関する調査(Candee調べ)

発注時に押さえておきたい3つのポイント

1. 目的とターゲットを明確にする

採用動画の目的(例:応募数UP、職場理解の促進)と、届けたいターゲット(例:新卒理系学生、看護師志望者など)を明確にすることで、内容や構成がブレずに済みます。

2. 実績と制作体制を確認する

制作会社を選ぶ際は、実績動画をチェックし、自社に近い業界や課題に対応した事例があるかを確認しましょう。特に「企画〜納品まで社内で完結できるか」は、スムーズな進行に大きく影響します。

3. 事前に納期と費用をすり合わせる

希望納期から逆算して、いつまでに素材を用意し、どの段階で確認するかを明確にしておくと安心です。特に採用イベントや広報スケジュールに合わせた制作では、1ヶ月〜1.5ヶ月前の発注がベストです。


まとめ:適正価格で高品質な採用動画を制作するには?

採用動画は、費用対効果の高いコンテンツですが、ただ安い会社を選ぶと「伝えたいことが伝わらない」動画になってしまう危険もあります。

CapWorksでは、以下のような企業様から多くご相談をいただいています:

  • 採用活動に力を入れたいが、初めての動画制作で不安がある
  • 社員のリアルな声をしっかり届けたい
  • 費用は抑えつつ、クオリティには妥協したくない

そんなお悩みをお持ちの方は、まずはお気軽にご相談ください。具体的な費用感や過去の事例をもとに、最適なプランをご提案いたします。

 


※この記事は、関西エリアを中心に企業映像制作を手がける「株式会社CapWorks」が制作しました。

著者プロフィール

のはら(株式会社CapWorks スタッフ)
株式会社CapWorksは大阪・新大阪に拠点を持ち、関西を中心に活動、提案から納品まで一括で担当する動画制作・映像制作会社です。主に企業に関係した、リクルート映像、会社紹介・サービス紹介映像、CMの制作やミュージックビデオを制作しております。

     

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