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2019.7.23

映像業界の業界用語

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撮影の現場や編集の場面では、さまざまな用語が飛び交っています。どんな業界でもそれぞれの業界用語があるかと思いますが、その言葉の意味を知っているのと知らないのでは全く会話の聞こえ方が違ってきますよね。中には聞いたことがあるような言葉から全く聞き馴染みがないような言葉まで様々あります。今回はそんな映像業界の業界用語をまとめてみました!これから映像業界に就職するという方はもちろんのこと、関係のない方も知って損はありません。ぜひ参考にしてみてください。

ア行

アゴ

食費のことです。

アシ

移動の道具のことで、交通費のことです。またカメラの三脚のことを指すこともあります。上の“アゴ”と合わせて食費と交通費のことを”アゴアシ”と言われることもあります。

アフレコ

撮影した後に映像に合わせてセリフや効果音を録音することです。アフター・レコーディングの略です。

板つき

カットの頭、シーンの最初から出演者が画面の中にいることです。始めはいなくてしばらくしてから画面の外から人を映す「フレーム・イン」と比較されます。

ウチトラ

トラとは“エキストラ”の略で、エキストラの数が足りなかった場合にスタッフがエキストラとして出演することを“ウチトラ”と言います。“ウチ”は“身内”のウチのことです。

うるさい

被写体以外に余計なものが写りこんでしまっていることです。

SE(エスイー)

“効果音”サウンドエフェクト(Sound Effects)のことです。

AD(エイディー)

アシスタント・ディレクターの略で、ディレクターをサポートする仕事です。

F1層(エフワンソウ)

20歳から34歳までの女性のことです。ちなみに35歳から49歳までの女性はF2層、50歳以上はF3層といいます。

M1層(エムワンソウ)

20歳から34歳までの男性のことです。ちなみに35歳から49歳までの男性はM2層、50歳以上はM3層といいます。

押し(巻き)

予定より時間を超えていること。この反対語が“巻き”で、予定より早く進んでいることを言います。押しているときには、「巻きで!」と伝えます。

オンリー

映像なしで声だけを録音することです。

カ行

上手(かみて)

撮影をする側から見た右側のことです。反対に下手とは撮影をする側から見た左側のことを指します。

かぶる

奥の人を隠すような位置に手前の人がいることです。

がや

大勢のエキストラなど群衆のことです。

カンペ

カンニングペーパーのこと。演者に見せるためにADが事前に話の内容や台詞を紙に書いています。

完パケ

完全パッケージソフトの略で、収録した映像に加え、CMやテロップなども挿入して完全に編集されて放送できるマスターテープのことです。

ケツ

時間のデッドエンドのこと。“おしり”とも呼ばれます。

ケツカッチン

番組の終了時間や締め切りが確定していること。もともとは撮影の最後にカチンコを鳴らしていたことに由来しているそうです。

香盤

撮影当日のスケジュール表のこと。時間だけで なく、出演者・衣装・小道具など必要な物が全て記載されています。

サ行

シズル

食べ物飲み物を美味しそうに撮影するカットのことです。英語の「Sizzle」のそのままの意味です。

実景

風や建物など、出演者のいない撮影カットのことで、 ”実際の風景”の略でしょう。

時間を計る単位のことです。映像がフィルムで撮彫されていた時代の名残であると思われます。

せっしゅ

撮影対象の位置を上げることです。対象が物なら、台をかさ上げします。対象が 人間の場合は足下をかさ上げします。

タ行

ダマテン

無許可で黙って撮影することです。

てっぺん

夜12時のことで、時計の針が“てっぺん“を指しているということを意味します。

テレコ

入れ替えることを指します。カットの前後を入れ替える際にテレコにすると言います。

テロップ

映像の上に乗る文字のことです。

時計・反時計

撮影している対象物を回転させたいときに使います。演者がどこに立っていようとどこを向いていようと言っている意味が通じるため便利です。

とり

“撮り”のこと。撮影することと言うよりは“撮影日“を指します。

とれ高

撮影された映像素材で実際に使えそうな部分のことです。

ナ行

なめる

カメラの手前に置いて、その奥を狙って撮影することです。

ぬすむ

撮影の都合がいいように映像上のウソをつくことです。力メラポジションを変えた際などに、カメラに映りこんでしまい邪魔になるものを少しずらして位冒を変える場合などに使います。人の目を「盗む」からきています。

ハ行

場見る(バミる)

演者の立ち位置やセットを置く位置にわかりやすくガムテープを貼って印を付けること。

バラす

機材を撤収したり、人が解散する他に、仕事や案件がキャンセルになること。 また、準備していたものを使わないときや、スケジュールを取りやめるときにも使います。撮影現場では、機材を終了するときにも使います。

バレる

見えてはいけないものがフレームの中にはいってしまうこと。

ピーカン

太陽が照る快晴の空のこと。

マ行

マザー

マザーテープのこと。編集・録音ミックスが終了してめでたく完成した「原版テープ」のことです。

見切れる

上記の「パレる」と同義語で使われます。映ってはいけないものがフレームの中に入ってしまっていることです。

ヤ行

八百屋(やおや)

現実の世界では、物や家貝は水平に置かれていますが、映像に映す場合により見えやすくするために、物を水平からややカメラの方に傾けることです

ラ行

リテイク

なんらかの問題が生じて再び撮りなおすこと。リテイクとは“再びテイク”することです。

ロケハン

ロケーション・ハンティングの略で、口ケ下見のことです。

ワ行

わらう

物をどかして作業の師匠のない場所へ動かすことです。

なぜ業界用語があるのか

では、そもそもなぜ業界用語というものがあるのでしょうか。”業界用語”の発祥としては楽隊屋が演奏者に対するギャラの表現方法として使い始めたことがきっかけだといわれています。昔は直接金融をやりとりしていたため、直接的な言葉ではなく隠語として使われていたものと思われます。たとえば、ギャラの金額をハ長調の音階のドイツ語音名から“ツエ-万(C=1万)”や“デー万“(D=2万)などのように数字の部分を音名で表現し、隠語にしていたそうです。このように一般の人に分からないようにするためという理由もありますが、グループで行動をともにすれば、内輪でしか通じない言葉が生まれますよね。国の言語が顕著ですが、方言もその一種です。そのため、必然的に業界内だけの用語が生まれるのも理解できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。映像業界の業界用語をざっとご紹介いたしました。自分が就いた業界の用語をマスターすると指示を明確に理解できたり、相手の意図を素早く読み取り対応できるようになります。また、知っていると便利なものや面白いものもたくさんあったのではないでしょうか。ぜひあなたの周りの方とも共有して取り入れてみてください。

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