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2020.6.4

映像ギミックいろいろ②

  • DATE
    2020.6.4
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以前、「映像ギミックいろいろ」にて、おもしろい映像ギミックについてをいくつかご紹介させていただきました。引き続き、参考事例とともにまだまだある映像ギミックについてご紹介したいと思います。企画や演出のアイデアの刺激になるものばかりですので、是非ご覧ください。

画面分割


画面分割で同じ場所の「昼」と「夜」を同時に見せる演出です。同ポジで撮影した昼と夜の素材をぴったりとつなぎ合わせています。また、その上にタイポグラフィとも合わさり、一体となって、美しいビジュアルになっています。

マスク


音楽に合わせて人物が出たり消えたりしています。これは、人物のアリとなしを撮影し、編集で人物の部分をマスクで切り、人物を出したり消したりしているものと考えられます。

ワイプ&マスク


前回も「ワイプ」をご紹介しましたが、今回、マスク切りと合わせて、ユニークなカット割り(カットに割れてないですが)をしているので、ご紹介させていただきました。いろんな世界が重なり合わさっていて、そこに人物が出たり入ったりする様子が面白く、工夫が凝らされています。

アナログ仕掛けを織り交ぜたカットかわり


こちらもカットがわりに特徴のある映像ですが、上記よりアナログな方法で制作されています。こちらはフランスの映像監督ミシェル・ゴンドリーが手掛けたMVです。万華鏡のような映像になったかと思いきや、いつのまにか次のシーンにかわっているという繰り返しが、不思議な世界観を作っています。万華鏡のように見えるところは、映像を編集で複製しているように見えますが、実は実際に複数人のキャストが同じ動きをしていたり、美術セットで実際に万華鏡の様に見える形に作っていたりという、アナログの仕掛けが散りばめてあります。メイキング映像はこちら。


コメントの日本語訳はありませんが、MVの撮影までにシミュレーションを重ねたり、ダンスの練習をしたり、相当緻密な計算がされ、高度な撮影だったことが伺えます。

ズームイン/ズームアウト


こちらは、人物の目を中心に、ズームとズームアウトを繰り返しながらシーンがかわっていく独特な映像になっています。撮影方法は、人物の目を中心に撮影した写真をコマドリの要領でつなぎ合わせているのか、多少デジタルズーム(撮影した素材を編集上でよってズームすること)をしているのかは不明ですが、寄りきって周りの景色が見えなくなったところでカットが切り替わるというアイデアはインパクトがあります。

スローモーション(ハイスピードカメラ)


特殊なハイスピードカメラを使用しています。これほどのスローにすることで、普段目では捉えきれないモノの動きが見え、新鮮で面白い映像になります。

ドローン撮影


ドローンを使用した撮影と考えられます。こちらも、普段私たちが見ることの出来ない視点からの映像になり、新鮮な感覚です。こちらの映像は、ボール目線になっていて、弾む様な動きが特徴的です。

回転セット


こちらは、重力の方向がかわっていく、浮遊感のある不思議な感覚になる映像です。おそらく、天地が回転するセットを使っての撮影と見られます。下の画像のような大きなドラム缶のような筒状の機械の中に、部屋のセットを作成し、そのドラム缶がグルグルと回ることでセットごと大回転します。セットの回転と共にカメラも回していると考えられ、大規模なセットの撮影です。

モーショングラフィック


実写なしの、モーショングラフィックのみの映像になっています。途中、3Dになる展開がありますが、基本的に幾何学模様だけのシンプルな映像です。音と映像のシンクロの心地よさで、これほど楽しめる映像になります。

こちらは実写ですが、この映像をご覧いただいても「音」と「映像」のシンクロの心地よさがよく感じられると思います。

パフォーマンスキャプチャー


「パフォーマンスキャプチャー」で人の動きを読み取り、CG合成を行っています。こちらは、Coldplayのメンバー全員が3DアニメーションのチンパンジーになっているMVです。最新技術を取り入れ、映画のようなクオリティです。


こちらは、「パフォーマンスキャプチャー」の使用がよりわかりやすくなっている映像です。このように合成をして、様々な世界を作り出すことができます。

CG合成


信号機や標識が動き出す、かわいらしい映像です。地面への光の映り込みピンと送りなど細部まで再現し、実写空間に美しくアニメーションがコンポジットされています。

カラーグレーディング


撮影後、「カラコレ(カラーコレクション)」「カラーグレーディング」で色味を調整することがあります。色調で画の印象を大きく変えることができます。こちらはビビッドな色味で、世界観を作り上げています。

素材の貼り合わせ


すでにある素材を組み合わせることで映像を作ることもできます。こちらはファンから集めた大量の映像をメインのダンス映像に張り付けて制作しています。コラージュで使用されることを意図して撮影していない素材の場合は、画質や様々な問題が発生しやすいと思いますが、新しい撮影をせずに映像を組み立てることはもちろん可能なのです。




今回も様々な映像ギミックをご紹介させていただきました。撮影のセットを凝らしたものから、編集に重点があるもの、最新技術を駆使したものから、アナログな仕掛けのものなど。それぞれ個性的な映像には、それぞれの制作過程があります。「このような映像を作りたいけども、どのように制作するかわからない、、」などお考えの方は、是非お気軽にご相談ください。

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